こういう雰囲気、なんて表現するのがあってるんですかね?
無機質でインダストリアルな雰囲気と、暖かみのあるレトロな雰囲気が組み合わさって、ある種スチームパンク的な感じが醸されているような気もします。
こちら、スペイン マドリッドに建つ、Gustavo Salmerónさんという俳優の方のご自宅のリビング・ダイニング・キッチンなんですけれど、雑多でありとあらゆるものが詰め込まれているのに、全体が完全に調和しているかのようなこの雰囲気、サイコーじゃないですか?
トップライトから室内に降り注ぐ明るい光が良いですね〜。
それにしても、相当な凝り性じゃないとココまではやれないのでは無いかと。
キッチンなんてこんなですから……。
天井から鎖で吊り下げられているのは、どう見てもシャワーヘッド……。近未来を描いた映画の主人公が、料理では無い何かをやってそう感じです。
長い人生の間に1度くらいはこんなところに住んでみたい気もしますけど、未就学児童含んでの4人家族とかじゃ、ちょっと無理ですかね……。
でも、バスルームや洗面所くらいだったら大丈夫かも。
シンプルで、使い勝手も意外と良さそうな感じ。
家族には内緒でこういうアイディアをリサーチしつつ自分の中で暖めておいて、将来家をリフォームするときに、さり気なくこういうプランを紛れ込ませてみるというのはアリかもしれません。
( via HomeDSGN )
「内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ
【空間利用に新たな視点】便利な引き出し収納式の踏み台
これ、ちょっと良いアイディアだなと思ったのでご紹介させていただきます。
一見何の変哲もないごく普通の洗面台なんですけど、
洗面台の下の収納の下の部分が引き出せるようになってまして、こんな感じに、子供用の踏み台が出てきちゃうんです。
こういう子供用の台、子供が小さい時期には必ず必要になるものなわけですけど、置きっぱなしにしておくと結構邪魔くさかったりしますし、とは言え、毎日使うものなので、しまっておいて使う度にいちいち出して持ってくるというのもどうかという気もしますしね。
その点、こうやって必要なときにサッと引き出して使えるというのは、使い勝手の面でも収納の面でも、かなり合理的と言えるのでは無いかなと。
まあ、子供がこんな台を必要とするのは、立って歩いて自分で色々なことをするようになる3歳くらいから、小学校に上がるくらいまでの間でしょうから、例えば2歳違いくらいの兄弟2人がいるご家庭でも、実際に使うのはせいぜい5年間くらいの期間なわけですけれど、30年その家に住むなら、その2割程度の期間にあたるわけで、そう考えると決して短い時間でもないので作っておいても良いかも。
あ、でも、よく考えたら、こういうのをキッチンとかに幾つか作っておいたら、子供用ということに限らず、意外と便利かもしれませんね。
大人でも、高い場所にある収納から何かを取り出す際に踏み台を使うことはあるわけで、そういった際にいちいち踏み台を持ってこなくても取り出したりできるというのは、高い場所や頭上空間を普通の高さに近い間隔で手軽に使用できるという意味で、空間の利用に新たな視点を与えてくれるような気がします。
他にも、例えば調理などの作業をするカウンターエリア全体に対して作っておけば、作業内容に合わせて作業し易い高さの台に乗って作業をしたり、身長差のあるご夫婦が同じ高さのカウンターをお互いに快適に使用できたり、というようなことも考えられます。こういった台がある前提で考えるならば、手の届きづらいような奥のエリアも使い易くできますので、より柔軟に、奥行きと広さのある作業スペースを作り込むことも出来そうですし、作業のし易さ、作業スペースの使い勝手などを、今までにない形で改善することができたりもするかも知れませんよね。
きちんと計画して作れば、これといって特別に収納スペースを無駄にするわけでも無く作れそうですし、もしかして、引き出しの上部に内蓋的な板を張って、その上を踏み台的に使えるような設計にしておくというような形にできたりすれば、「普通の引き出しをそのまま踏み台として使用」というパターンでも作れそうな気がします。
これからお家を建てたりリフォームしたりというご予定のある方がいらっしゃいましたら、こんな感じの引き出し収納式の踏み台の導入も、アイディアの1つとして検討してみては如何でしょうか?
( via Burlap & Denim )