先日、壁付けのシザーランプ(アコーディオンアームのランプ)のご紹介をした際に、終わりの方で、「こういうのを部屋のコーナーあたりに取り付けて、そこに座り心地の良さそうな一人掛けのソファでも置いて、居心地の良いリーディングヌックとか作り込んじゃったりして」という妄想を書いたんですが、つい先程、まさにそのまんまな感じのスペースを実際に発見してしまいましたもので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。
勾配天井下スペースの独特の包まれ感と天窓の組み合わせ、ものすごく落ち着けそうな雰囲気で最高じゃないですか?
夜になったらシザーランプを付けて、就寝前の小一時間、コーヒーかお酒でも飲みながら読書に没頭、なんてのも良いですし、電気は全部消して、天窓から夜空を見上げながら暫しのんびり、なんてのも素敵です。
曇りや雨で、ちょっと薄暗い感じだったりするのも、それはそれでまた良い感じ。
どうでしょう?
これはもう、いつか自宅をリフォームする際には是非ともこんな感じのスペースを作り込んでしまうしか無いかなと。
というか、よく考えたら、リフォームを待たずとも良さ気なシザーランプを探してくるだけで十分なのかも。
時間を見つけてwest elmあたりでチェックしてみようかな。
※とりあえず軽くチェックしてみたら良さ気なのを1つ見つけましたが、送料抜きの品物だけで179ドルだそうで…。円安のこのご時世、お試しで気軽に2〜3個買えるという感じでは無いようなので、いつかまた円高になるまで待ってみたいと思います…。
( photo #1-#2 via Froken Overspringshandling , #3-#5 via west elm )
【スペースのつなげ方】バーカウンターキッチンと小さなダイニングと隠れたワークスペースのあるリビング
こちらのお宅のリビング・ダイニング・キッチン、作りがちょっと良いなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
広々とした、開放的な雰囲気のリビングスペース。
壁の面積の大半を占める、床から天井までの大きな窓が良いですね〜。
そして、逆のエリアはダイニング・キッチン。
壁面いっぱいに作り付けられた造作の棚も、かなり使いでがありそうで良い感じ。
壁付けのキッチンカウンターとI字型の対面アイランドカウンターの組み合わせ、どこぞのバーのような感じで素敵じゃないですか?
4人家族だったら、起きてきた順にここに並んで朝食、なんて使い方もできそうですし、休日にはご主人がキッチンに立って、奥様と子供たちでお店さながらのサービスを受けながらの夕飯とか、子供たちが寝静まった後で夫婦2人でここ晩酌で、なんてのもありでしょうか。
コーナーにはちゃんとしたダイニングスペースも作ってあります。
必要にして十分という感じのコンパクトなスペースですけれど、まずはリビングを大きく取っておいて、その次にキッチン&カウンターテーブルのスペースが来て、ダイニングはこのこじんまりとした感じ、というこの組み合わせ、意外と良いかも。
しかもこちらのリビング・ダイニング・キッチン、これ以外にも、もう1つスペースが作ってありまして、それがまたちょっと面白いかなと。
そのスペースとは何かと言いますと…。
こちらのワークスペース。こんなスペース、上のリビング・ダイニング・キッチンの写真のどこにも見当たらないわけですが、実はこれ、2枚目にお見せした下の写真の、大型液晶テレビが取り付けられている壁の裏側のスペースなんです。
基本的にはかなりクローズドな作りですけれど、かと言って個室というわけでもなく、ダイニングからはデスクに座った後ろ姿が丸見えですし、リビングやキッチンにいる方と会話することも可能でしょう。
この作りだったら、休日に自宅でちょっと何かの作業をしたいようなときに、部屋に籠もるでもなく、かと言って、リビング・ダイニングのど真ん中でお仕事を始めてしまうわけでもなく、家族のいる空間から隔てられつつも緩く繋がった感じで作業ができますので、それほど引け目を感じること無く、そして、だらだらといつまでも作業をしてしまうことも無く、という感じで、メリハリをつけて作業ができそうですよね。
これ、なかなか良いアイディアなのではないかと。
リビング・ダイニング・キッチンにPCを置いたり、ちょっとしたワークスペースを作りたいな、とお考えの方、スペースはちょっと狭くなってしまうかも知れませんけれど、その一画を思い切って壁で区切ってしまうという案も、候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
( via HomeDSGN )