こういうキッチン、ちょっと良くないですか?
L字のキッチンカウンターのこちら側には、どこかの飲食店のようなカウンター席が4つ。その上には天井から吊り棚。キッチンとダイニングスペースの間を上下から隔てつつも、あくまでオープンな状態は保って2つのスペースが緩くつながったこの感じ、なかなか宜しいのでは無いかと。
朝、順番に起きてきた家族が、このカウンター席に並んでそれぞれの時間に合わせて朝食を取ったり、深夜にお仕事を終えて帰宅したご主人/奥様が、何かをつまみつつ軽く一杯やりながらその日のちょっとしたことを話しあったりと、忙しくて何かとすれ違いになり勝ちな平日に、家族の間のちょっとしたコミュニケーションを促すスペースになってくれそうです。
ちなみにこちら、元のサイトでは”A Japanese Inspired”,”Wabi Sabi”的な表現が使われていたんですが、最初に見たときには、正直言ってどこらへんが日本風なのか全く分かりませんで…。
どうも、この板葺きで統一された建具や家具が”Wabi Sabi”ということのようで、言われてみれば、昔の日本の家屋の内部は確かにこんな感じでしたよね。
昨年末にお餅つきで訪れた、築百ウン十年の某・純日本家屋はまさにこんな感じ。
いつのまにやらこういうのもあまり見かけなくなった気もしますけれど、こういう雰囲気、ごくごく普通のモダンなインテリアの中に上手にミックスしていけたりすると、最高に素敵だったりするかなと。
( Photo #1 via HouseBeautiful , #2 ©juutakudesign.com )
【DIYでリノベーション】シンプルで暖かみのあるロフトのバスルーム
こちらのバスルーム、ちょっと良い感じかなということでご紹介させていただきたいと思います。
ロフトの勾配天井の下のスペースに、シンプルな中にも暖かみのあるサブウェイタイルを貼って、壁面にはニッチ状の小物置き場、天井にはオーバーヘッドシャワーまで奢っちゃったりして、コンパクトながらも、これはなかなか贅沢なバスルームと言えるのでは無いかと。
このバスルーム、見ての通りかなり素敵過ぎる感じですけれど、何が驚きって、実はこちら、このお宅にお住まいのロジャースさんご夫妻がDIYでリノベーションしたものなんだそうで。
リノベーション前の状態はこんな感じ。
これをDIYであの状態まで持っていくのって、日曜大工とかそういったレベルじゃなくて、完全に本職の仕事だと思うんですけど…。
しかもリノベーションしたのはバスルームだけじゃ無くて、「家全体」だそうで…。
お子さんが生まれて、広いお宅に引っ越しを考えていた際、子供の頃に住んでいた家が空き家になっていたのを発見して、そこをリノベーションして住もうと考え、2年の月日を掛けて家全体をリノベーションしちゃったんだそうです。
キッチンなんかも、こんなだったのが、
こんなになっちゃってます。
冷蔵庫の脇にはきっちりパントリーまで作り込まれてたりして。
調理エリアと冷蔵庫の間にパントリー。使い勝手良さそうですね〜。
しかし、アメリカ人のDIY魂っつうのはスゴイもんですな……。
いつか自分でもこういうのに色々チャレンジしてみたいような気もしますけど、まず何から用意したらこういうレベルでできるのか、そこからして分からないんですが……。
( via This Old House )