こちらのお宅のこのリビング&バルコニー、雰囲気がとても素敵だなと思ったのでちょっとご紹介させていただきたいと思います。
全開口のスライドドアで屋内とフラットにつながる屋外スペース。
こちらの屋外スペース、一見すると1階のリビングに隣接する庭のようにも見えますが、実は2階なんです。
屋外スペースをこういうつくりにするアイディア、ちょっと良くないですか?
普通の庭だと、プライベートをどうやって確保するか、外部からの視線をどうやってコントロールするかを、開放感や日照の問題、方角、道路付けあたりとセットで考えることになるわけですが、全てを満たすベストなプランを立てるのって結構難しかったりするわけで。その点、バルコニーやベランダだと、いろいろと柔軟に対応できますから。
1階だと光が届かないようなコンパクトな隙間的スペースでも、2階3階ならそれなりに光が差し込みますから、躯体の中心部に作って、明り取り的なスペースとして使うのもありかも。
これから家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、コンパクトでもリラックスして過ごせる屋外スペースが欲しいなとお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じのバルコニーの屋外リビングスペース、検討候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか?
( via Home Adore )
【日常メンテの手間削減】洗面ボウルの深さ形と蛇口の位置と水はねの関係
ただいま早めの夏休み第一弾をいただいております。お休み中も短めのポストでちょくちょく更新するつもりが、あっという間に一週間空いてしまいました。
現在、サンディエゴのダウンタウンの老舗ホテルThe Westgate Hotelに滞在中。まるでお城のような、豪華絢爛すぎるつくりのインテリアです。
ロビーの頭上に輝くシャンデリアはバカラのアンティークものだそうで。
こちらのホテルの部屋で気がついたのが、洗面所の洗面ボウル。
家のつくりや内部で使用するパーツについて検討するにあたって重要になる要素の1つに、「メンテフリーであること」というのがあると思ってまして。メンテフリーといっても、設備更新や修理修復という話ではなく、もっと身近な日々日常の話、つまり、「日々のお手入れに手間がかからない」というのが大切なのかなと。
洗面ボウルって、使用すると、それなりに周囲に水が飛んだり汚れたりするじゃないですか。ある程度は仕方がないにしても、ボウルの作りによって水の飛び方が結構変わってくるんですけれど、こちらのホテルのこのボウル、かなり深さのある作りをしてまして、使っても周囲に全然水が跳ね飛ばないんです。
水が飛び散れば、当然その都度その都度それを拭き取る必要があるわけですが、それが必要ないわけで、これ、毎日毎日毎回毎回のことですから、積み重なると大きいと思うんですよね。
幅約40cm×奥行き35cm程度のサイズの洗面ボウル。それに対して深さは最深部で20cmくらいありまして、卵のようなを楕円体を半分にカットしたような形ですから、元の球形で考えた場合、深さは幅とほぼ同じ、奥行きよりも深さの方が長い形状になってるわけです。
そして、蛇口とボールの位置関係は、ボウル最深部の上部近辺に蛇口がくるような配置。
物理的な面からの検証・考察をしてみる時間は取れなかったんですが、実際に使用してみると、蛇口から流れ落ちた水は、ボウル底面にあたってはねても、深くカーブして切れ上がったボールのヘリまで届かず、全てボールの内面に収まるような形になります。ボウルの形状、深さと、蛇口の位置関係がしっかりとマッチしてるからこその、この結果かなと。
まあ、最近のものはそれなりにちゃんと考えられた設計になっているものが多いとは思うんですけれど、デザイン重視で選ぶ場合には、特にここらへんを忘れずにしっかりと確認しておけると間違いないのではないかと思います。
本日は、午後、妻が昔お世話になった方のお別れの会に出席してから、夜アナハイムに移動。明日からはディズニーランド周辺に滞在予定です。そちらでも、何か2〜3ポストできればと思います。
※実は、ここに来る前にはハンティントンに数日間滞在してまして、そちらの海沿いのホテルがまたサイコーだったんですが、楽しすぎて写真を撮り忘れまして…。プールサイドにいい感じのデイベッドがあったので、そちらをご紹介したかったんですが…。
かわりといってはアレですが、ハンティントンビーチで開催中のサーフィン大会 USオープンで順調にセミファイナルまで勝ち上がり中のカノア五十嵐選手の写真をアップさせていただきます。地元ハンティントンで、ぜひ優勝して欲しいと思います。頑張ってください!
(後日追記)このポストを書いているとき、ちょうど準決勝が始まる直前だったんですが、残念ながら準決勝で敗退してしまいました。優勝は準決勝でカノア選手を破ったFilipe Toledo。2015年のCTランク4位の選手ですし、逆側のヒートも、昨年のCTランク1位のAdriano de Souzaと、若干17歳にしてジュニアとQS(Qualify Series)を掛け持ち転戦し、現在QS2位に位置づける気鋭の若手Ethan Ewingというカードでしたから、準決勝進出でも十分な結果といえるんでしょうけれどね。残りのCT5戦、引き続き頑張って欲しいと思います。
( Photos ©juutakudesign.com )