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【光も影も自由自在】テラスとタープの組み合わせ



先日、「屋外空間には屋根があると使い易くて何かとイイね」的な話を書いたんですが、もう一つの選択肢としてこういうのもあります。

テラス+タープの組み合わせです。
僕の自宅のテラスがまさにこのパターンにしてあるんですが、タープって便利なんですよね。必要に応じて張ったり外したりができますので、日本のように四季のある国には最適なのではないかと。
例えばうちの場合、梅雨時から夏〜初秋あたりまではタープを張ってるんですが、タープがあるとちょっとした雨くらいなら気にせずにテラスに出ることができますし、真夏の暑い時間帯でも半日陰的な空間の下で比較的涼しく過ごすことができます。逆に秋以降〜次の春までの、「日ざしを大切にしたい季節」には、タープを取り外しておくだけで日光の恩恵を最大限に享受することができますしね。半分に折ったり張り方や位置を変えることで、日陰の形、大きさ、位置や、室内に差し込む光までかなり自由度高くコントロールできるというところも、単に屋根を作るという方法では実現できないメリットの1つかなと。
費用がほとんどかからないのも嬉しいですね。
うちではIKEAのキャノピーというタープを使ってるんですけれど、4.15m×3.6mのサイズでスプリング金具付きのものが2,490円。これまで6〜7年使ってきてますけれど、メンテナンス的なものは不要ですし、今のところ破けたりもないです(コケが生えたのでオキシクリーンで洗ったことはありますけどが)。恐らく10年に一度くらいのペースで必要に応じて買い換えればいいのかなと。
これから家を建てる方で、この話を読んで自宅にタープを導入してみようかなと思った方は、テラスや庭に面した壁や塀などに丸カンを取り付けておいてもらうよう、忘れずに工務店さんにお願いしておきしょう。
その際、必要最低数だけを取り付けておいてもらうのではなく、30cm間隔くらいで色々な場所に沢山取り付けておいてもらうように頼んでおくと、必要に応じて色々なタープの張り方ができてホントに便利ですよ。
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(使ってない丸カンには、ウッドデッキ掃除用のデッキブラシを引っ掛けておいたりも出来ます)
自分でDIYしても良いんでしょうけど、比較的高い場所での作業になるので、沢山取り付けると思ったより大変だったりもしますし、家の躯体に穴を開けて防水処置を施したりするのに若干不安が残るという方もいらっしゃるかも知れませんので、こういうのは躊躇なくプロに頼んでしまったほうがラクチンかなと。
( via CAANdesign )

【家族の時間】屋外キッチンと暖炉のあるパティオ



このパティオ風の屋外スペース、どうでしょう…?

あまりに違和感がなさすぎて一瞬よく分かんなくなっちゃいましたが、ソファとローテーブルのセットに、キッチンと暖炉まであるんですけど…。
コレはもうリビングと言ってしまっても過言では無いのでは無いかと…。
こういう屋外スペースに設置されたキッチンやバーベキューグリルって、アメリカの家庭なんかだと結構一般的なのか、比較的良く見かけますよね。
僕の家にも狭いながらもテラスがありまして、ソコに義父母の家から妻が「借り受けてきた」LPガスタイプの結構立派なバーベキューグリルを置いてます。
ご参考までに、ウチのバーベキューグリルはこんなタイプのヤツです(実物とは違いますけれど、写真が無かったもんで…。スンマセン…)。
以前にご紹介したコチラの記事からの流用です。
コレに加えて、IKEAのNORDENという、こんな感じのカウンターテーブルを1つ置いてます。
うちのテラスにおいてあるのはコレの2/3の長さのタイプ。
利用頻度はそこまで高くなくて、季節の良いときでもせいぜい月2回くらいしか使ってないんですが、こういうカウンターを1つテラスに置いておくと結構便利で良いです。
テラスにある設備はグリルテーブルとカウンターテーブルだけなので、調理の全てができるわけもなく、キッチンで下ごしらえしたものを順番に外で焼いていくだけなんですが、実際のトコロはそれで十分なんですよね。
家族で暮らしてると、週末とはいえ、家で食事をする限り奥様は料理をし続けなくきゃならないわけじゃ無いですか。
当然キッチンに立ち続けなきゃならないし、「家族皆で」といっても、ゆっくり一緒に席につける時間も限られてきちゃうわけです。
その点、こういった設備があると随分話が変わってくるのかなと。
別に屋外で全部が出来る必要なんてなくて、「屋内のキッチンに行く必要がない」というだけで、嫁様が家族皆と一緒に過ごせる時間は格段に長くなります。
グリル担当をご主人が引き受ければ、食事の間は奥様にゆっくりして置いてもらうこともできちゃいます(大抵のご家庭では普通にこのパターンになるのかなと思いますけれど)。
しかも、食事は焼きたてホヤホヤで味は保証付ですから。
この写真のお宅みたいなテラスで、秋の夜長にちょっと何か炙りつつ、暖炉に火も入れて炎も楽しみつつ、ゆっくり赤ワインでも飲んだりしたら最高だろうなと思いますね〜。
流石にそこまでは無理よ、という感じかも知れませんが、BBQグリルとカウンターや屋外家具だけだったら、IKEAとコストコで探せば全部併せてもせいぜい10万円前後くらいで調達できると思いますので、興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
( Photo #1 via Godden Sudik Architects , #2©Hoboken Condos , #3©juutakudesign.com )