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【距離感とコミュニケーション】吹き抜けの上のワークスペース



こういうシンプルなワークスペースも良いですよね。
壁面前面に棚を作り付けて、一部の棚板だけ奥行きを50cmくらい増やしてデスク状にしておけば、あっという間にちょっとしたワークスペースの出来上がりです。
通路や渡り廊下の突き当りやクローゼット的なエリアの端など、そのまま放っておくとデッドスペースになってしまいそうな場所に、ふとこんな感じの空間を作りこんでみるというのもなかなか面白いのでは無いかと。
ちなみにこのワークスペース、実はこんなトコロにあるんです。
下だけ見てたら気がつきませんから…。
しかも、棚の端っこが登っていくための階段になっているというこの合理性。
「階段下の作り付け棚」ならぬ「階段(状)の作り付け棚」です。
こういう「高いところのワークスペース」、発想はちょっと奇抜な気がしますが、思いのほか頻繁に見かける気もします。
スペースの有効活用という意味でも悪くないアイディアだと思いますけれど、「リビングと絶妙に近い」空間で作業ができるというこの距離感が、「たまの休みなのに残念ながらちょっと持ち帰り仕事」というお父さん/お母さんにも嬉しいのでは無いかと。
こういうスペース、お子さんの勉強部屋(スペース)にしてみても意外と良いかも知れません。
「見られてないようで見られてる」「見られているようで見られてない」「見てないようで見えている」「見えてるようで見えてない」
どっちがどっちかわかりませんし、4パターンだけじゃ無いかもしれませんけれど、親にとっても子にとっても、お互いが成長していくためにはどのパターンも必要なんじゃ無いかと思うんですよね。
いずれにせよ、つきすぎず離れすぎすの「絶妙な距離感」無くしてはこういったコミュニケーションは生まれませんから。
( via HomeDSGN )

【使い勝手抜群】キッチン脇のウォークインクローゼット



キッチンで使うものって思ったよりも嵩張るモノが多くて、しかも「月に1、2回だけ使います」みたいなものとかもあったりして、収納スペースの確保が意外と大変だったりします。
僕のウチではキッチンの脇にウォークインクローゼットを作ってありまして、そんなに大きなクローゼットというわけではないんですが、鍋とか大物系の調理家電や保存食品、乾物などをまとめて突っ込んでおけて結構便利です。
でも、どうせキッチン周辺にウォークインクローゼットを作るんだったら、このくらいしっかりとしたのを作っちゃった方が良かったかなと。
人一人がギリギリ移動できるくらいの奥行きしかありませんけれど、収納機能としては充分そうです。
何よりも、キッチンエリアの真正面にクローゼットがあるのが良いですよね。
こういう位置関係だと一歩引いた場所から全体を見渡せるのでモノを探したりするため際に楽ですし、実際のモノの出し入れを考えても使い勝手が良いです。
引き戸も、このクローゼットのように左右どちらにでも動かせてどこからでも出入り出来るような構造にしておいた方が良いですね。
引き戸を閉じておくとこんな感じ。
向こう側がうっすらと映り込む半透明のドアの感じが中々良いです。
これが完全不透過の普通のドアだともうちょっと圧迫感もあるだろうし、全体の雰囲気も相当変わってきたかなと。
ただし、こういった扉を使うためには、「日常的にキチンと整理整頓をしておけること」が必須条件ですけどね。
向こうが見えちゃいますので、押し入れ的な使い方はできませんから。
このオタク、実は「無印良品の家」というヤツなんです。
全体に漂う雰囲気から、何と無くそうかなと思ってたんですが。
リフォームとかで、家の中の一部エリアを丸ごとこんな感じに仕上げちゃうというのも悪く無い選択肢かも知れません。
( via www.muji.net )