こういうテラスはいかがでしょう?
使い込まれたシャビーなテーブルとチェアのセット。屋内となんら変わらずに使えそうなこんな屋外スペースが自宅にあったらいいですよね。
ダイニングエリアの隣には、テラス用のキッチンとシンク。
できればちょっと大きめのシンクを入れて、油ギトギトのBBQグリルとか激しい汚れ物とかを、ガシガシと遠慮なく洗えてしまうような感じにしておきたいですね。
で、洗ったものはそのまま外で乾燥させて、翌日の朝に定位置へと収納、という感じに、屋外でのもろもろの作業を全てこのエリアだけ完結できるようになってたりすると、なおサイコーかなと。
壁には、屋外で使うクッションなどを引っ掛けておけるフックが用意されてたりして。
屋外で使うクッションのたぐいって、どこかにしまっておいて、使う際に出して、という使い方をするのが一般的だと思うんですけれど、実際のところはそれだとちょっと面倒で、ややもすると、その面倒さのせいで、いつの間にか使わなくなっちゃったりもしそうじゃないですか。かといって、いかに屋外用としての加工がされたものであっても、使った状態そのままで屋外に常に置きっぱなしにしておくと傷みも早そうですし、雨の多い時期には水が溜まった裏側にカビや苔が生えてきたりもしそうで、出しっぱなしにしておくのはちょっと抵抗があったりもしますよね。
その点、いつでも使えるような状態でこうやって片付けておけると、出したりしまったりの億劫さもなくて、思い立ったときにすぐにテラスに出て寛ぐことができて宜しいのではないかと。
ほんのちょっとしたアイディアですけれど、こういうのの積み重ねが、実生活の中での各スペースの使いやすさのキモになってきたりするんだと思います。
家を建てるときに、寝室やリビング、ダイニング、キッチン、どんな場所でも、「その場所をどんな風に使うか」を考えて、それに必要なものが何かを考えるじゃないですか。
庭やテラス、バルコニーなんかの屋外空間も、それと全く同じで、そうやってしっかりと考えて、いろいろなものを作り込んでいけると使い勝手が格段に良くなってくれますし、使い勝手が良いからこそ、その場所をより楽しんで使っていけるのかなと。
せっかく素敵な屋外スペースを作るんだったら、やっぱりそこを日々とことん使い倒していけるようにしたいですもんね。
( via Adam Robinson Design )
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【テラスでアウトドア気分】色々なものを燃料にできるエコな小型ウッドストーブ “solo stove”
実はいま、欲しいものが1つありまして。
それは何かと言いますと…。
こちら、solo stoveというアウトドア用の熱源なんですけれど、こういうのを自宅のテラスやベランダで使うの、ちょっといいかもなと。
僕は基本インドア派なので、キャンプとかにはあまり行きたいとは思わないんですけれど、自宅でそういうのの「気分」だけでも味わえたら素敵じゃないですか?(カラリとした気持ちのよい秋晴れの日に、キャンプ大好きな友人が全部お膳立てしてくれたところで一泊だけ、とかならいいですけれど、真夏に、湿度が高くて暑くて寝苦しくて虫だらけで…みたいなところで、お父さんが1人で奮闘するのとか、想像するだけでもアレですしね)。
週末の朝に、テラスに出したこのストーブでベーコンエッグとパンを焼いて、擬似アウトドア気分を楽しみながら家族みんなで朝食とか、ちょっとのんびりした気分で過ごしたい夜に、この炎で軽く何か炙りながら赤ワインで一杯とか、結構いろいろと楽しめちゃうんじゃないかと思うんですよね。
そりゃ、暖炉や薪ストーブがあればそれも良いんでしょうけれど、設置導入には当然それなりの費用が掛かりますし、火を起こすのもいちいち手間が掛かります。それに比べて、このストーブだったら、手軽且つ低コストに「自宅に炎のある生活」を楽しめちゃいます。何よりも、暖炉は夏場は楽しめませんしね。
ちなみにこちらのストーブ、煙を内部に還流させて、煙に含まれる燃えカスやタールなどを再度燃やすことで燃焼効率を上げる、「二次燃焼方式」が採用されてまして、普通では焚き付けにしか使えないような、小枝とか木の実とか、そういうものでも料理ができるレベルの火力が得られるようになってるんです。
筐体が2重構造になってまして、内側の上部と外側の下部にそれぞれぐるりと一周、直径1cm程度の孔が開けられています。
外側の下部の孔から取り込まれた空気が2重構造の間の中空部で加熱されて、それが内側の上部の孔から出て来て二次燃焼する仕組みです。
実際に自宅のウッドデッキで使用してレビューされている方の写真も発見してしまったので、ちょっとご紹介しておきます。
調理ができる程度の火力を一定時間維持するためには、普通はそれなりに太めの薪が必須だと思いますが、こういった小枝の類でも大丈夫というのは結構画期的なのかなと。キャンプの際にも、太い薪(で乾いたもの)は探すのが大変で、それなりの量を確保するとなると難易度が上がってしまうらしいですが、小枝でOKとなると一気に難易度が下がるため、そういった面でも重宝されているらしいです。
写真では結構な量の小枝が用意されてますけれど、別の日本の方のサイトで拝見したところでは、杉の葉数本、ちょっと太めの小枝10本と松ぼっくり10個で30分くらい調理ができたという話でした。これだったら、近所の公園でも拾ってこられる範囲内ですよね。
燃焼時に下部が熱くなるのかどうかはっきりと分からなかったんですが、写真を見る限りでは、板の上に直置きしても特に板が焦げている様子もないので、ウッドデッキの上とかにそのまま置いても大丈夫そうです。
まあ、いまどきは、きちんとしたアウトドアメーカーからもしっかりとした耐熱のテーブルが1,500円くらいで出てますから、作業のしやすさとかまで考慮すると、そういうのを1つ用意しておくのが良いのかも。
※後日追記:底面部は熱くならないので、ウッドデッキに直置きしても大丈夫です。ただし、側面はそれなりに熱くなりますので、燃焼後に場所移動などする際にはご注意ください。
燃料には、先ほども書きました通り小枝や木の実なんかが使えるんですけれど、実は燃料用アルコールでもOKです。
これなら小枝を拾ってこなくても大丈夫。
アルコールバーナーも色々なメーカーから安価に出てまして、大体1,500円〜2,000円くらいで買えます。
家で色々と試して使って使い方を熟知しておいて、家族で遠出したときとかにちょっと取り出してデイキャンプ的に楽しむというやり方もありそうですし、大震災など万が一の際の防災用グッズとしても何気に良いかも(イワタニのカセットコンロなんかも、防災グッズ用途で用意されてる方がいらっしゃると思うんですけれど、緊急時にはカセットのほうが品切れになってしまったりするらしいですしね。その点これは、そこらに落ちてる小枝を燃料にできますし、日頃から楽しめるという点でも、こっちのほうがスグレモノと言えると思います)。
ラインナップはサイズの違いで3種類。小さい方から順に、”solo stove”,”solo stove titan”,”solo stove campfire”です(+クッカーとセットのセットや、アルコールバーナーとのセットも用意されてます)。
自宅のテラスで手軽に使うなら一番小さい”solo stove”で十分でしょうかね。ちょっと広めのお庭とか、アウトドアに家族皆で出かけて本格的に、という感じなら、”solo stove titan”か”solo stove campfire”が焚き火台替わりにも使えていいのかなと。思い切って、テラスに”solo stove campfire”という選択もありかもしれませんが。
欲しい…。1万円前後のものですから、普通に自分で買っても良いんですけれど、こういうの、誕生日プレゼントとかに家族からサプライズで貰ったらめちゃめちゃ嬉しいでしょうな…。
今のうちから、家族に向かって一生懸命、「念」を送っておきたいと思います。
( photos #1-4 , 8-10 via solo stove, photos #5-7 via Tinycamper’s Blog )