こちらのお宅、窓と、家のいたるところに作られているニッチがどれもいい感じだったので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。
まずは書斎。
勾配天井の下のコンパクトなスペース。漆喰の壁と、正面に作られた飾り格子小窓の組み合わせがとっても可愛らしい雰囲気を醸してくれてます。
続きましてベッドルーム。こちらは大小2つの観音開きの格子窓の組み合わせ。
枕元の頭上に作られた小さい方の格子窓、素敵ですよね。
ダイニングの壁には、深く掘られたニッチの本棚。
暖炉のあるリビング。上部と両脇に掘られた3つのニッチはいろいろな使い方で楽しめそうです。
バスルームには大きな天窓とオーバヘッドシャワー。もちろんニッチの小物置きもあります。
窓は当然のこととして、ニッチだって、どんな家にでも必ず作れる非常にオーソドックスなアイテムなわけですけれど、それだけでもこれだけ楽しめちゃうんですよね。
この2つのアイテム、唯一にして最大の難しいポイントは、どちらも後から簡単に追加できるものではないというところ。なので、家を建てる前の段階で、その窓がそこにあったらどうなるのか、そのニッチをどこに作ったらおもしろいのか、という具体的にイメージをどこまで固めていけるのかが大切なのかなと。
まあ、実際に住んで感じたことをベースに自分でちょいちょいDIYしてくとか、リフォームの際にまとめて手をいれるとか、そういうやり方もありますけどね。
( via Lonny )
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【面白さのあるコンパクトハウス】包まれ感のあるロフトのベッドルーム
こういうロフトのベッドルームも良いですね〜。
先日ご紹介したミニキャンピングトレーラーのロフトのベッドルームよりも、更に天井が低くて屋根裏っぽい感じですけれど、これはこれでなかなか宜しいのではないかと。
こちらはどんなスペースの上に作られたロフトなのかと言いますと、下のフロアはこんな感じの、コンパクトなリビング・ダイニング。
ロフトに上がる階段を挟んだ逆側はキッチンスペース。
上部には天窓が作ってあったりして、明るくて開放感のある良い感じのコンパクトな作業スペース。
ダイニング脇のワークスペースは結構贅沢な作りになってます。
こちら実は、アメリカ オレゴン州ポートランドのウィラメット川に浮かぶフローティングハウスの中の風景なんです。
広さ14フィート9インチ×22フィート6インチ=332スクエアフィートとのことですから、メートルに換算しますと、4.5m×6.6m≒29.7平方m=9坪といったところでして、奇しくも、先日ご紹介したキャンピングトレーラーのちょうど倍の広さということに。
偶然なことに、このお宅もバスルームにはIKEAのFRACKというアコーディオンアームの鏡が使われてたりして。
狭小系の住宅で省スペースな洗面所を作る際には、こういったアイテムが定番なんでしょうかね。
先日のキャンピングトレーラーは流石にちょっとコンパクト過ぎだった気が気もしないでも無いですけれど、9坪くらいになってくると、日本の都市部の狭小住宅の最小パターンとして現実的にあり得るサイズです。
まあ、こちらのお宅の場合には、「周囲が川」という特殊且つ素晴らしい環境条件あってのこの作りなわけでしょうけれど、日本でも、周辺環境に面白さがあるような土地を探して、こういったお宅を参考にしつつ、面白さのあるコンパクトな一軒家を建てることを検討してみるというのも、1つの選択肢としてはありかも知れませんよね。
( via Tiny House Blog )