こちらのお宅、窓と、家のいたるところに作られているニッチがどれもいい感じだったので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。
まずは書斎。
勾配天井の下のコンパクトなスペース。漆喰の壁と、正面に作られた飾り格子小窓の組み合わせがとっても可愛らしい雰囲気を醸してくれてます。
続きましてベッドルーム。こちらは大小2つの観音開きの格子窓の組み合わせ。
枕元の頭上に作られた小さい方の格子窓、素敵ですよね。
ダイニングの壁には、深く掘られたニッチの本棚。
暖炉のあるリビング。上部と両脇に掘られた3つのニッチはいろいろな使い方で楽しめそうです。
バスルームには大きな天窓とオーバヘッドシャワー。もちろんニッチの小物置きもあります。
窓は当然のこととして、ニッチだって、どんな家にでも必ず作れる非常にオーソドックスなアイテムなわけですけれど、それだけでもこれだけ楽しめちゃうんですよね。
この2つのアイテム、唯一にして最大の難しいポイントは、どちらも後から簡単に追加できるものではないというところ。なので、家を建てる前の段階で、その窓がそこにあったらどうなるのか、そのニッチをどこに作ったらおもしろいのか、という具体的にイメージをどこまで固めていけるのかが大切なのかなと。
まあ、実際に住んで感じたことをベースに自分でちょいちょいDIYしてくとか、リフォームの際にまとめて手をいれるとか、そういうやり方もありますけどね。
( via Lonny )
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【程よくつながる】ダイニング上の明るく開放的なワークスペース
家の中にこういうちょっとしたスペースがあるのって良くないですか?
高い勾配天井の下は開放的なダイニング。
二階への螺旋階段を上りますと…。
ちょっと幅のあるロフト風の廊下に、こんな感じのワークスペースが作り込まれてたりして。
勾配天井の下に埋め込まれた三角の窓から差し込む光のお陰で明るく開放的。
こういうスペースの使い方、ちょっと良くないですか?
下のダイニングとフロア間で隔てられているようでありながらも、それなりにつながっているこの感じ、周囲からの視線もあり、程よく緊張して横道にそれることなく半強制的に作業に集中せざるを得なかったりして、ワークスペースとしても意外と良い作りだと思うんですよね。お子様の勉強用スペースにしたら、例えば奥様が階下のダイニング・キッチンで家事をしていても、上の子どもたちの様子をそれとなく感じながらお互いに過ごすことができて、こういうの、なかなか宜しいのでないかと。
自宅に書斎が欲しいけれど、ちょっとスペース的な余裕が…というお悩みをお持ちの方、リビングやダイニングの上に、こういったちょっとしたスペースを作り込んでみるというのはいかがでしょうか?
( via SF GIRL BY BAY )