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【開放感と柔軟性】タープの張られたシンプルなテラス



コチラのテラスの雰囲気、最高じゃ無いですか?

ウッドデッキと柵しかない本当にシンプルなテラスですけれど、緑あふれる周辺の環境を存分に楽しむには、このくらいシンプルな方がかえって良さそうですよね。
テラスの上に張られたタープがまた良い感じですね〜。
屋根やオーニングというのも1つの選択肢だとは思うんですが、個人的にはやはり庭やテラスにはタープかなと。
何というか、開放感が全然違うと思うんですよね。
屋根やオーニングは、日差しを遮ったり雨を凌いだりということについてはタープとは比べ物にならないくらいしっかりとした機能を提供してくれるとは思うんですけれど、その反面、当然といえば当然なんですが、やはり「屋根の下」感があるのは否めなくて、残念ながら肝心の「屋外環境を楽しむ」という部分がどうしても薄れてきてしまうかなと。
その点タープはといいますと、所詮はキャンプなどのアウトドアでも用いられるくらいの「布」なわけで、屋根とは比べ物にならないほどの開放感がありますから。
それに加えて、日差しのコントロールに関してはある意味でオーニングや屋根よりも優れているとも言えます。
屋根は、当然のことながら一度作ったら動かしたり取り外したりは出来ません。
開閉式のオーニングだったら、「必要な時だけ開いて使う」という使い方は出来ますけれど、取り付ける場所は一度決めたら動かしたりは出来ませんよね。
その点、タープにはそういった制約は一切ありませんから。
夏場の日差しの激しい時期にはタープを大きく張って日差しをしっかりと遮り、それ以外の秋から春先までに掛けての「日差しが貴重な時期」にはタープを取り外しておくことができますし、さらに細かく、例えば西日のみを遮ったり、それに加えて特定の時期だけは南側からの日差しも遮るように張り直したり、というアレンジも容易に出来ます。
ま、雨はせいぜい小雨までしか凌げませんけれど、しっかりとした雨が降っている日にわざわざ外に出ることも無いと思いますしね…。
こういうのって、個人の好みや、屋外エリアの雰囲気、周辺環境などに応じてケースバイケースで考えることだとは思うんですけれど、屋外環境に屋根やオーニングを作らずに、敢えてタープなど簡易なもので対応する、というのも1つの選択肢なのかなと。
やってみた後で、「やっぱ屋根かオーニングが欲しかったかな」ということになっても、後から取り付けたって手間もコストも大して掛かりませんから。

【熱帯夜の妄想】テラスのタープと幻想的な白い壁



皆様、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。

僕は海の見えるこんなテラスでのんびりと寛いでます。
というのは当然嘘です。タイトルにも入れました通り、40男の妄想でございます…。
このあいだの週末は南房総の少し黄土色がかった海の波打ち際で小一時間ほど波と戯れたのち、水深50cmくらいの子供用プールで戦隊物ヒーローに倒された怪獣の真似を都合50回くらいやって来ました。
こちらは僕のお盆休みの滞在先では無く、エーゲ海に浮かぶギリシャ サントリーニ島のホテルのテラスです。
この写真を見ていたら、何でだか、2010年からのギリシャ財政危機のおり、「地中海文明発祥の地であり複数の文明に大きな影響を与えたギリシャを周辺諸国は喜んで助けてくれて当然である」的なコメントをしているギリシャ人を見て唖然としたのを思い出しました…。
なんと言いますか、こういう写真を見てしまうと、ギリシャに限らず、ヨーロッパ諸国が長い歴史を掛けて蓄えてきたものの大きさのようなモノを感じさせられずには居られないですね…(当然日本には日本の良さがあり、日本という国にも色々な素晴らしいものがたくさん蓄えられているのだと信じては居ますが…)。
こんなのもあります。
このタープの下の空間、最高に居心地良さそうすね〜。
ギリシャの気候は地中海性気候。夏は日差しが強く気温も高いながらも湿度は低いので過ごしやすく、冬もそれほど寒くないので、こんな感じのタープを1つ用意して適宜日照をコントロールするだけで、一年を通じて屋外スペースを最適な状態で利用することができるわけです。
日本の夏はかなりムシムシしますので単純にタープを張ってもそこまで快適な空間にはならないかもしれませんけれど、ちょっと真似して家のテラスにこんな感じのタープを張って日陰を作ったら、包まれ感と開放感が共存する気持ちの良いスペースになってくれそうな気はします。
このギリシャのホテルを見ていて、もう1つ良いなと思ったのが照明関係。
漆喰の白い壁に影が浮かび上がるように配された照明がこの上なく素敵です。
夕暮れ時の薄れゆく太陽の光と照明の明かりが融け合って、白い壁が幻想的に浮かび上がります。
こんなのを日本でそのまんま作ったら漆喰が雨を吸い込んだり汚れが溜まったりして大変なことになっちゃいそうですけれど…。
白セメントとかで色々考えて上手に作れば何とかなるんでしょうかね。
家はその土地や気候に合わせて作るものなので、ギリシャの建物をそのまま日本に持ってくるというのは難しいとは思うんですけれど、日本の気候に合わせつつこんな感じの雰囲気を随所随所に取り込むことができたら結構面白い家になってくれたりするかもなと。
( via homedit )