こちらのお宅、窓と、家のいたるところに作られているニッチがどれもいい感じだったので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。
まずは書斎。
勾配天井の下のコンパクトなスペース。漆喰の壁と、正面に作られた飾り格子小窓の組み合わせがとっても可愛らしい雰囲気を醸してくれてます。
続きましてベッドルーム。こちらは大小2つの観音開きの格子窓の組み合わせ。
枕元の頭上に作られた小さい方の格子窓、素敵ですよね。
ダイニングの壁には、深く掘られたニッチの本棚。
暖炉のあるリビング。上部と両脇に掘られた3つのニッチはいろいろな使い方で楽しめそうです。
バスルームには大きな天窓とオーバヘッドシャワー。もちろんニッチの小物置きもあります。
窓は当然のこととして、ニッチだって、どんな家にでも必ず作れる非常にオーソドックスなアイテムなわけですけれど、それだけでもこれだけ楽しめちゃうんですよね。
この2つのアイテム、唯一にして最大の難しいポイントは、どちらも後から簡単に追加できるものではないというところ。なので、家を建てる前の段階で、その窓がそこにあったらどうなるのか、そのニッチをどこに作ったらおもしろいのか、という具体的にイメージをどこまで固めていけるのかが大切なのかなと。
まあ、実際に住んで感じたことをベースに自分でちょいちょいDIYしてくとか、リフォームの際にまとめて手をいれるとか、そういうやり方もありますけどね。
( via Lonny )
「開放感」タグアーカイブ
【作業エリアのアイディア】通路に面したカウンターテーブルのある明るく開放的なキッチン
このキッチンのレイアウト、ちょっと良いなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
壁に面したメインの作業カウンターと、その向こうにはペニンシュラ型のシンク。
このシンクのカウンター、通路に面してまして、その向こう側はこんな感じの3人がけのカウンターテーブルになってるんです。
よく、「リビング・ダイニングの様子を見ながら作業ができる対面型カウンター」みたいなキッチンがありますけれど、あれって結局のところは、そもそもそれなりの大きさのスペースがあって、「そこを壁で区切らずにカウンターで区切って使う」という話なわけじゃないですか。
そういう意味では、この家のキッチンは、「通路とキッチンの間に壁を作らずに、シンクとカウンターテーブルで区切って使う」という形なわけですけれど、これ、ありそうで意外と珍しいかなと思いまして。
メインのダイニングは当然別に作るとして、4人家族くらいの平日の朝食とか、夜遅くに夫婦2人でお酒でも飲みながらちょっと、みたいなのだったらここでも十分ですし、壁を作らずにこういう作りにすることで、こういったスペースがプラス1つ作り込めるんだったら、これはこれでありかなと。
まあ、キッチンスペースがあまりにオープンになり過ぎとか、そういう問題はあるかもしれませんけどね…。
ちなみにこちらのキッチン、もう1つ良いなと思ったところがあるんです。
それは何かと言いますと…。
キッチンカウンターの一番端に、洗濯機と乾燥機が入れてあるんです。
これ、実は僕のうちも同じような感じになってるんですけど、炊事と洗濯という家事の二大アイテムに同じ場所で対応できるのって、何気に便利らしいんですよね。
奥様も日々やらなければいけないことが沢山あってお忙しいのは当然でしょうし、その上小さいお子さんでもいらっしゃれば尚の事、キッチンで食事の準備をしつつ、合間にランドリーエリアに行って洗濯機を回して、お子さんの相手をして、お子さんに食事を食べさせて、またランドリーエリアに行って洗濯物を干してたたんで…というのが結構たいへんだったりするわけで。
その点、こんな感じに2つの作業エリアが一緒になってると、場所移動をすることなく、どっちの作業も平行して行えるので、何かとスムーズに作業を進められるんだそうで。
これからお家を建てたりリフォームをするご予定のある方で、キッチン/ランドリースペース周りを検討中の方がいらっしゃいましたら、こちらのキッチンを参考にしつつイメージを膨らませてみたりすると、色々とおもしろいアイディアが見つかるかもしれませんよね。
※ランドリースペースがお風呂場や衣類の置き場所とあまりに離れた場所にあると、それはそれでかえって面倒くさいことになる場合もあるかもしれませんので、日々の生活や作業の動線的なものについては十分に確認をした上で検討されることをおすすめしておきます。
( via POCKETPIG DIARY )