こちらのお宅みたいなリビングと庭の作り、良いですね〜。
全開口型のガラスの折れ戸でつながるリビングと庭。
そして、その向こうには、屋外ダイニング的なスペースと、
屋外リビング的なスペースが。
このお宅の何が素敵って、屋外スペースの充実っぷりの素晴らしさも去ることながら、屋内と屋外がセットの空間として作り込まれた、リビングと庭のこの作りが素晴らしいですよね〜。
庭に面したリビングの縁部分は、あくまで屋内でありながら、ガラスドアを全開口にすればほぼ屋外と言ってしまっても過言ではないほどの、開放感溢れるスペースに。
庭の中ほどの塀沿いに植えられた庭木の存在感がまた素晴らしいですよね。
この木があるお陰で、庭の周囲を囲う塀は低くしてスペース全体としての開放感は保ちつつ、外部からの視線が屋内へ直接入り込んでくるのを妨いでいます。植える木に落葉樹を選択しておけば、夏は葉を生い茂らせて庭に日陰を作るとともに、屋内深くへ日光が入り込んでくることを防いでくれますし、冬は逆に、葉を落とすことで屋内深くまで日光を呼び込むことができ、季節に併せた自然の日照コントロールの機能も果たしてくれるわけです。
決して「広大な庭」というような感じではありませんが(とはいえ、10坪〜15坪はありそうな感じですので、日本の都市部の住宅事情から言えば十分に贅沢ともいえますけれど…)、必要にして十分なものを取り揃え、屋内と屋外が上手につながって全体が調和した感じの、とても素晴らしいお庭なのでは無いかと。
いつ日か、子供たちも独立して、夫婦2人で、余裕を持って土地を確保できるような場所にでも移り住むことがあったら、是非ともこんな感じの家を建ててみたいものです〜。
( via Manly )
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【内外をつなぐ中間エリア】全開口のガラススライドドアとウッドデッキのテラス
自宅のベッドルームからの眺めがこんなだったら良いですよね。
全開口になるガラスの折れ戸と、その向こうには、ベッドルームの床とフラットにつながるウッドデッキのテラス。
昔ながらの日本家屋の縁側にも、どこか相通ずるものを感じます。
朝起きたら、まずは顔を洗ってからコーヒーメーカーに豆をセットして、このテラスの縁に座って歯を磨き、そのままコーヒーを飲みながら小一時間、新聞を読んだり、今日の予定についてじっくり考えたり、なんて感じで1日のスタートが切れたら最高じゃないですか? 季節の良いときには、夜空を見上げながらここでちょっと晩酌、なんてもの素敵だと思います。
ちなみにこちらのお宅、このベッドルームのすぐ隣がリビングでして、このウッドデッキはそのままリビング側まで続いてるんです。
ここで、家族皆で何をするでもなくゴロゴロひなたぼっこなんてのも、それはそれで間違いなく素晴らしい休日の過ごし方の1つだと思いますし、これだけの広さがあれば、友人を呼んでBBQパーティーなんてのも良いですね。
屋外でありながら屋内のようでもあり、完全な外でも完全な中でもない中間エリア的な場所。こういう空間が自宅にあるのって、ものすごく幸せなことだと思うんですよね〜。
( via Fancy! New Zealand Design Blog )