内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ

【屋外を楽しむ暮らし】程よい広さの緑あふれる庭と内外をつなぐウッドデッキのテラス



こちらのお宅のこのお庭、いいですね〜。

緑あふれる庭と全開口のスライドドアでつながる開放感のあるリビング

 

庭に面したリビングのスライドドアから、そのまま一体のイメージでつながる屋外スペース。

リビングと全開口のスライドドアでつながるウッドデッキのテラスと緑あふれる庭

 

屋内と屋外の間にはウッドデッキのテラス的なスペースも設けられてたりして。

リビングと庭の間のウッドデッキのテラス

全開口スライドドア+内外をつなぐウッドデッキのテラス+緑あふれる土のお庭。この組み合わせ、最高じゃないですか? 天気の良い日には、季節を問わず、このウッドデッキでゴロゴロしながらひなたぼっことかしたいですよね。自宅にこんなスペースがあったら、時間があるは常にここに居ちゃうと思うんですけど。

この庭、広すぎず狭すぎずなこのサイズがまたいいですよね。一見したところだと、緑が結構うっそうと茂ってちょっと元気過ぎるかもしれないくらいですけど、サイズがこのくらいコンパクト(とはいえそれなりの広さはありますが)だと、個人でも何とか管理していけるギリギリな感じなので、自分で手を入れながらいろいろと楽しめそうかなと。

これがもう少し大きくなってくると自分で全部やるのが難しくなってきますし、小さすぎるとちょっと手狭だったり物足りなかったりもしそうなので、「このくらいのサイズで緑は元気いっぱい」みたいなのが、バランスとしては絶妙だったりすると思います。まあ、当然のことながら、住む人がどの程度庭に手間をかけたいのかによっても変わってきますし、年齢や体力との兼ね合いもあるとは思いますけれど。

落葉で日照をコントロールすることを考えて木を配置したり、紅葉するようなものや果樹の類を植えて季節を楽しんだり。家庭菜園なんかも当然いいですし、池や、周囲をぐるりと取り囲む堀なんかを作って、メダカとかアカヒレとかの育てやすい小さな生き物を加えてビオトープ的なものを作り込んでみたりするのも面白いかも。

いつかリタイアするか宝くじがあたるかでもして、もう少し広い土地に移り住める日がやってくることがあったら、そのときには、このくらいの「程よい広さの庭」のあるお家を建ててみたいものです。

※夢物語にあまりリアルな考慮を加えるのもアレかとは思いますけれど、妄想ついでにもう1つ。広目のお庭をお持ちの方をみていますと、若いうちにはちょうど良いと思っていたのが、お年を召されるにつれて、落ち葉掃除もそれだけで結構な重労働で1日仕事、みたいな感じになってきてお困りの方もいらっしゃるようです。本当にこんな感じのお庭を作るのであれば、そういった長期的な視点からの項目も含めても検討しておけると、老後に密林と化した自宅の庭に呆然、みたいなことを心配せずにすんで宜しいのではないかなと…。

( via ArchDaily )

【頭上のコンパクトな寛ぎスペース】快適に過ごせる2つのロフトがあるスモールハウス



こちらのお宅、ロフトの作りが素敵だなと思ったので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。

ゲストハウスとして使うために庭に設置された、広さわずか280スクエアフィートのトレーラーハウス。

快適に過ごせるロフトが2つあるスモールハウス

平米換算だと約26平方m≒15.7畳。若い単身者向けのワンルームマンションくらいといったところでしょうか。

玄関の扉を開けると、まず視界に入ってくるのがこちらのキッチンと、その脇に申し訳程度に設けられたスーパースモールなダイニングスペース。

快適に過ごせるロフトが2つあるスモールハウスのキッチン

 

そして、その向こう側、正面の頭上にはロフト。

快適に過ごせるロフトが2つあるスモールハウスのロフトその2の下

 

円形の可愛らしいFIX窓が2つある、こじんまりとした空間。

快適に過ごせるロフトが2つあるスモールハウスのロフトその2 絨毯の敷かれたロフト

日本の建築基準法でいうところの「ロフト」、すなわち小屋裏収納は、絨毯やカーペットを敷いてはいけないことになってますから、日本ではこういうロフト(小屋裏収納)を見かけることはまずない(はず)ですけれど、こういう空間、ちょっといいですよね。

冬場のよく晴れた日の昼下がり、窓から差し込む日光を浴びながら、この高い位置の床でごろごろひなたぼっことか、気持ち良さそうですね〜。夏場はちょっと暑そうですから、換気/通風系の考慮とエアコンか扇風機は必須でしょうかね。あとは、埃も結構たまりそうですから、掃除の仕方も考えておいたほうがいいかも。ここに掃除機を上げるのはちょっと大変でしょうからクイックルとか? 掃除機でも、マキタとかダイソンのハンディタイプのものだったら大丈夫ですかね。

 

こちらのお宅、実は、先ほどのロフトだけじゃなくて、先ほどのロフトの向かい側、玄関の真上にもう1つロフトがあるんです。

快適に過ごせるロフトが2つあるスモールハウスのロフトその1 ベッドルームに上がる梯子

 

こちらはベッドルーム。やはり絨毯が敷いてありまして、その上にゆったりとしたサイズのマットレスを置いて。

快適に過ごせるロフトが2つあるスモールハウスのロフトその1 ベッドルーム 遠くから

 

はめ殺しではないしっかりとした窓のある、快適に過ごせそうな素敵なベッドルーム。

快適に過ごせるロフトが2つあるスモールハウスのロフトその1 しっかりとしたベッドのあるベッドルーム

 

日本の小屋裏収納としてのロフトって、登り降りは梯子になりますから、ものを上げたり下ろしたりするのも大変です。だったらいっそのこと、そのスペースを、収納じゃなくて、ストレートにこういう空間として使ってしまうようにしたほうが良かったりするのかなと思ったりもするんですよね。

これから家を建てたりリフォームするご予定のある方で、自宅にロフトを作りたいな、とお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じの「寛ぎのためのロフトスペース」、検討候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか。当然のことながら、絨毯を敷いたりエアコンをつけたりすれば小屋裏収納扱いではなく通常の居住スペースとしての扱いになるわけですけれど、しっかりと使えるように作るのであれば、そういうのもまたありなのではないかと(容積率などの条件が許すのであれば、という話ではありますが…)。

本当にこんな感じの寛ぎスペースを作る場合には、繰り返しになりますが、夏場の熱気や換気系の話だけは、くれぐれもしっかりと検討の上に、しっかりと対策をしておくことをおすすめしておきたいと思います。

( via Esk’et Tiny House )