スペースに余裕があるならば、こういうのを子供部屋やワークスペース/書斎として割り当ててみるというのも良さそうです。
こちら、スウェーデンの建築事務所Tengbom Architectsが、ルンド大学の学生寮用としてデザインしたワンルームハウスなんですが、接地面積わずか10平方mという超コンパクトな作りの中に、必要にして充分な機能がしっかりと詰め込まれちゃってます。
玄関を入ってすぐのエリアはダイニング・キッチン。
ちょっと変わった形のテーブルですが、そこそこの広さがありますので、ちょっとした作業スペースとしても問題なく使えそうな感じ。
流しもありますので、お茶を入れたり、水を使う作業なんかも出来ます。
奥側にも小さなテーブルがもう1つ。
そして、収納にもなっている階段を登っていきますと、その上がロフトのベッドエリア。
ロフトの下に吊られたハンモックも良いですね〜。
ロフトの上から見下ろした室内。
まあ、こうやって見ていくと、仮にこれを「離れの子供部屋」として使うとしたら、流石にそれはちょっと贅沢かなという感じもしますが(一人暮らしで生活するように設計されてるわけですから、当たり前といえば当たり前ですけれど)、自宅メインでお仕事をされている方用のスモールオフィスとして使うのにちょうど良い感じだったりするかなと。
こういうの、例えば庭の片隅に職場用として新しく建てたとしたら、建築費とかも含めて丸ごと減価償却で経費にできるんでしょうかね?
うちに庭があったらホントに建ててみたいところですが、残念ながらうちには庭は無いので無理ですね…。
( via TENGBOM )
【北欧と和風の組み合わせ】障子で仕切られた向こうの白基調のベッドルーム
廊下の突き当りの障子をするするっと横に引くと、そこには白基調でまとめられたインテリアのベッドルーム。
ものすごく落ち着いているのに遊び心も感じられるこの感じ、ちょっと素敵じゃないですか?
こちら、スウェーデンの不動産販売のWebサイト、”Stadshem”で実際に取り扱われている物件のベドルームの写真なんですけれど、この北欧インテリアと和の組み合わせ、不思議なくらいに違和感なくマッチしてくれちゃっている感じがしますよね。
このベッドルームの中に溶け込んだ障子をじっと見つめていると、木と紙で作られたこの建具は、もしかして、もともとものすごく北欧的な要素を持ちあわせていたのではないかという気さえしてきます。
スペースを区切る方法って色々あるわけですけれど、これはこれでなかなか良い感じなのではないでしょうか。
確かに、しっかりとしたドアと比べれば、防音/断熱といった機能の面では「足りない」と思わさせられてしまう部分もあるかもしれませんけれど、その「閉じてあっても完全に仕切り切っていない感じ」が、場合によってはベストの選択肢になるということもあると思うんですよね。
これから家を建てたりリフォームするご予定のある方、家の中の仕切り方の選択肢の1つとして、「障子」も引き出しの中に入れておくと、ちょっと面白いアイディアにつなげることができるかも知れないかなと。
( via Stadshem )