こういうキッチンも素敵ですよね。
黒基調の上品で落ち着いた感じのスペースに、白い陶磁や木製のアイテムが良く映えます。こういうのが好きかどうかは好みにもよるんでしょうけれど、引っ越しやリフォームなどで一生に何回かキッチンを選択する機会があると考えるならば、一度くらいはこういうキッチンにしてみたいかも。
こちらのお宅、いい感じなのはキッチンだけじゃないんです。
キッチンのこちら側はこんな感じのリビング・ダイニングになってるんですが、
そのリビングの片隅に、なんでだか、はしごが立てかけてありまして、
そのはしごを上りますと、その上には、こんな感じのロフトのベッドルームが。
リビング・ダイニングにロフトというのは、まあ普通にあるパターンの1つだとは思うんですけれど、キッチンの脇にロフトのベッドルームというのはちょっとおもしろいですよね。
間取り図で見ますと、こんな感じ。
ロフトの下はバスルーム。
ほぼ正方形のこのフロア、キッチンとベッドの幅からざっくり推測してみますと、6m×6m=36平米、フロア全体で11坪22畳といったところでしょうか。大して広くないといいますか、はっきりいって、ちょっと広めのワンルーム程度のスペースしかないわけですが、ベッドルームをロフトに持っていくことでスペースを余裕を持って使うことができるようになっちゃってるわけで。
このやり方、ちょっと良くないですか? 日本の都市部なんかで、狭小系の住宅を建てる際の参考にもできるアイディアなのではないかと。ロフトの下に子供部屋とか、ロフトの上下両方使って、2段重ねのウォークインクローゼット、とか、応用編もいろいろ考えられそうです。
これから家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、「ちょっとスペースが足りなくて……」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、こんな感じのロフトの+1スペース、レイアウト案の候補に加えてみてはいかがでしょうか。
(※日本の場合には、建築基準法上、延床面積に参入されないロフト=小屋裏収納を、ベッドルームなどの居住空間として使用することは認められていませんので、その点ご注意下さいませ。当サイトのこのポストは、建築基準法違反を助長する意図はございません)
( via Stadshem )
「ダイニング」タグアーカイブ
【奥に広がるレイアウト】リビング・ダイニング脇の細長いワークスペースとその向こうのプライベートスペース
こういう横に長いワークスペースって、視界の中に余計なものが入り込まない分、集中できそうでいいですよね。
背面の壁全体に巨大な本棚が作りつけられてるところも魅力的。これだけサイズがあれば、定期的な整理整頓さえ心がけておけば、本や書類の収納場所には一生困ることはなさそうです。
こういう細長い形だと、スペースとスペースのあいだの、ちょっとした隙間的な部分を有効活用できちゃいそうなところもまたいいかなと。
こちらのお宅の場合、こんな感じのレイアウト。
玄関から屋内に入りますと、まずリビング・ダイニング・キッチンがありまして、
そこからこのワークスペースを挟んで、
その奥がベッドルーム、
さらにその奥がバスルームという配置。
ヘキサタイル貼りのモノトーンな空間にブラスの輝き、映えますね〜。
細長い空間を順番に重ねて動線で横串にしたようなこのレイアウト、スペースが奥に向かって広がっていくような感じがあっていいですよね。
ワークスペースがリビング・ダイニングよりも玄関側だとさすがに落ち着かないでしょうし(敢えて落ち着かない場所に作ることで、他者の視線を緊張感や集中力の増幅剤として使う、という手もありますが)、ベッドルームの向こう側、バスルームの向こう側というレイアウトも動線的にはちょっとありえないわけで、リビング・ダイニングとベッドルームのあいだというこのレイアウトはかなり合理的なのではないかと。
ちなみに、さらに向こう側にもさらにいろいろなスペースが広がってるのかと思ったら、この向こうにみえているのは、鏡に映った手前のスペースでした。
このレイアウト、そう遠くない将来に控える自宅のリフォーム/レイアウト変更を検討する際のアイディアの1つとして、「自宅用」タグをつけてストックしておきたいと思います。
( via SEPTEMBRE )