ハンモックの吊られたこのロフト、素敵ですね〜。
こちら、バルト海に浮かぶデンマークの島、首都コペンハーゲンを擁するシェラン島の南部海沿いの街プレストの古い農家をリノベーションしたお宅のロフトなんですが、大きな天窓の作られた、梁むき出しの勾配天井の下の、包まれ感と開放感が混ぜ合わさったような独特の雰囲気が良いですよね。
しかもこのロフト、階段を下りた下は実は玄関なんですけれど、その玄関との間がこんな感じの吹き抜けになっちゃってるんです。
玄関からロフトまで家の中を一気に駆け上がる風に吹かれつつ、天窓から降り注ぐ太陽の光を浴びながら、ハンモックに包まれてゆらゆらとうたた寝。
これ、もう最高じゃ無いですか?
ロフトって当然のことながら夏はかなり暑くなりますので、使い道もそれなりに限定されてきちゃうと思うんですけれど、だったらいっそのこと風通しや採光とかだけのことを考えて、こんな感じのうたた寝専用スペースとして設計してしまうというのもありかも知れませんよね。
床面積に参入されない小屋裏収納扱いのロフトだと、窓は換気用のごく小さなものしか作れないですから、こんな感じのスペースを作りたかったら、小屋裏収納扱いでない、普通に床面積に参入される居室として作る必要があるわけですけれど、もしもスペースなどの諸条件が許すならばやってみる価値は十分にありそうかなと。
暑い夏の日、気持ち良い風が家の中を吹き抜けてくれたりしたら、それだけで、この上なく幸せな気分を味わえそうな気がします。
( via MAD BOLIG )
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【突き抜ける窓の外】斜め天井の下の隙間的なデイベッド
このデイベッド、良くないですか?
大きな窓の作られたこの勾配天井の下の空間で、コーヒーでも飲みながら本を読んだりゴロゴロしたり。
幅1.5m程度の、本当にちょっとした隙間的なスペースですけれど、何だかとっても落ち着いて寛げそう。
とんがった先っぽにも、小さな窓がもう1個作ってあったりして。
こういうの、ちょっと面白くて良いですよね〜。
しかもこのデイベッド、実は、ニューヨークの高層ビル街にある、こんなペントハウスの更に最上階、本当の先っちょ部分に作られてたりして。
狭〜い隙間スペースに作られた、包まれ感のあるこじんまりとしたデイベッドエリアに身を横たえると、窓の外にはこんな摩天楼が広がっているわけです。
このギャップ、僕の貧弱な想像力ではとても想像しきれませんが、実際にココに行ったらさぞや凄いものを味わえるのでは無いかと。
正直言うと、高層マンションにはあんまり憧れとかもありませんし、どちらかと言えば、あんまり住みたく無いなと思ってるくらいですけれど、こういうところなら住んでも良いかも。
というか、もしも住ませてくれるなら、今の自宅を明日引き払っても良いですが。
( via David Hotson_Architect )