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【緩く隔てる】リビングの隣の1段高くなったテラス



こちらのテラス付きリビングはいかがでしょう?

1mほど高くなったウッドデッキのテラスのあるリビング

リビングと隣接するテラスが5段ほどの階段で緩く隔てられたこの作り、屋内と屋外が、つながりつつも別の空間になってる感じがなかなか良い感じかなと。

テラス側が高くなっているお陰で、テラスが外部からの目隠し的な役割も果たしてくれるようになっているところもポイント高いです。

リビングよりも1mほど高くなったスキップフロア状のウッドデッキのテラス

 

こちら、ニューヨーク トライベッカに建つ7階建ての元縫製工場をリノベーションした物件のペントハウスでして、開放感や屋外環境という面にはかなりこだわって手を入れたようで、例えばバスルームもこんなだったりして。

全面ガラス張りの開放的なバスルーム

頭上に広がる青空と眼下の街並みを眺めながら湯船に浸かってのんびりリラックス、なんてサイコーじゃないですか? ま、実際には流石にここを開けっぴろげで入浴するわけにはいかない気がしますけど、夜だったら、室内の照明を落とせば外からはあまり見えなさそうですし、真っ暗な中で夜景を眺めながら、なんてものそれはそれで素敵そうですよね。

 

ベッドルームにもこんな感じのテラスが作られてます。

開放的なウッドデッキのテラスの屋外リビングのついたベッドルーム

 

テラスの周囲を囲う壁はガラス製。

ベッドルームに隣接する開放的なウッドデッキのテラスの屋外リビング

この開放感、良いですね〜。もうこのスペースだけだけあれば他には何も要らないくらいかも。

 

でも、バスルームじゃなくても、こんな感じに周囲から見られ過ぎちゃうというのは、人によってはちょっとダメなこともあるかも知れませんけどね。

ガラスに軽くミラーでも入れておいて、外部からは、鏡というほどでは無いけれど、反射で中が見えづらいような感じにしておいたりするのが良いんでしょうかね。それでも、夕暮れ以降で内部の方が明るくなってくると、どうしても外から見え過ぎな感じになってしまうのは避けられ無さそうですが、軽いスモークと組み合わせるとか、夜はカーテンを引くとか、照明の当て方との組み合わせなんかでもある程度は回避できそうでしょうか。

 

まあ、もしも本当にこんなところに住んでたら、他者から見られても何も気にしないで過ごせちゃうようになるような気もしますけど……。

( via SOMA )

【スキップフロア状の庭】立体的につながる屋外スペース



こちらのお宅、屋外スペースの作り込みがサイコーに素敵かなということで。

まずは2階。バルコニー付きのベッドルームからの眺めはいきなりこんなです。

2階のバルコニー付きのベッドルームからの眺め

「眼下に広がる青い海」っつーのはそれだけで完全に反則な気もしますけど、屋内の延長線上にある屋外リビング的な空間を敢えて使用せずに、その手前から、バルコニーを含めた風景を楽しみつつのこの余裕が素晴らしいかなと。

 

そして、1階メインエリアのリビング・ダイニングの全開口スライドドアを開放致しますと…。

全開口ドアでウッドデッキの庭とつながるダイニング2

全開口ドアでウッドデッキの庭とつながるダイニング1

 

そこにはウッドデッキの屋外リビング。

スキップフロア状のウッドデッキの庭とバルコニーのある家

 

スキップフロア状に50cmほど上げられた一番高いスペースには、太陽の光を全身に浴びながら優雅にお昼寝をするための立派なデイベッドが。

ウッドデッキの庭と開放的なバルコニーのある家

 

ウッドデッキからの眺め。

ウッドデッキの庭からの眺め

 

建物と庭の全体像はこんな感じ。

ウッドデッキの庭の屋外空間がスキップフロアで立体的につながる家

ウッドデッキの庭自体が海沿いの地面から50cmほど高く作られていて、その中の一部が更に50cmほど高いエリアになっているわけです。

単なるフラットなウッドデッキにしていたら、ただのだだっ広いのっぺりとした空間になってしまいそうなところを、スキップフロア状に接続された立体的な屋外空間として作り込んだこのスペース、アクセントが効いててなかなか素敵じゃないですか?

実際のところ、温暖でカラリとした地中海性気候の南カリフォルニアの海沿いというこの環境がそれだけで素晴らしいという話も当然あるわけですけれど、屋内のみならず屋外にも立体的な空間作りをするというこういったアイディア、別に南カリフォルニアじゃなくても、海沿いじゃなくても、そして広々ゆったりしたお庭じゃなくても、真似してみても宜しいのでは無いかと。

( via Home Adore )