これは良いかも。
ロフトの斜めになった勾配天井に天窓というのはポピュラーな組み合わせですけれど、それを縦に3つも並べてしまうというのはちょっと珍しいですよね。
更にそれをもう1列。縦3つ×横2つ、これは結構な開放感なのでは無いかと。
下に行くほど小さくなる作りになってますので、転落防止的な面にも役立ってくれそうですし、例えば中段だけロールスクリーンで閉じたりすれば、開放感は損なわずに、外部からの視線だけ上手に遮ぎったり、という使い方なんかもできそうです。
しかも、実は逆側の天井も同じ作りになってまして、全部合わせて合計12個の天窓。これだけ天窓があったら、朝な夕なに、自宅のベッドルームに居ながらにしてパノラマビュー的な空の風景を楽しむことができちゃいますね〜。
光が欲しくないときにはロールスクリーンでピシっと閉じておくことができますので、朝方、外が明るくなってくると、まだ寝ていたくても自然と目が覚めてしまうような体質の方や、夏場の昼間、日が入りすぎて困ってしまうようなときでも大丈夫。
この作りだと、当然、日本の建築基準法でいうところの小屋裏収納的な扱いにはできないわけですが、そういったスペースの有効活用やメリット云々の話を抜きにしても、こんなに素敵なベッドルームが自宅に作れるのであれば、それだけでも十分に価値があるのではないかと。
まあ、冷静に考えてみると、この天井部分にもう1つ小屋裏収納が作れてしまうくらいに贅沢な作りだったりもするんですけどね……。
これからお家を建てる方で、最上階に勾配天井の下のベッドルームを作ってみようかなとお考えの方がいらっしゃいましたら、こちらのベッドルームを参考にしつつ、色々と検討してみてはいかがでしょうか。
( via vtwonen )
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【自宅でリゾート気分】木の生い茂る吹き抜けのリビング
こちらのお宅のこのリビング、素敵過ぎません?
こちら、27年前にチリの著名な建築家フェルナンド·カスティーヨ・ベラスコによって建てられたお宅なんですが、この家に、同じくチリの若手建築家カロライナ・カッツさんファミリーが移り住んだ際に、自分たちで色々と手を入れて、建物中央の吹き抜けのダイニングスペースに直接木を植え、こんな感じのリビングにリノベーションしてしまったんだそうで。
植えてあるのは、いちじくが4本とアーモンドが1本。
リビングのテーブルの上には、焚き火台も用意されてたりして。
週末の夜、この焚き火台に火を入れて、その灯りだけでのんびりお酒でも飲んだら、自宅のリビングに居ながらにして、木々の生い茂るリゾートのコテージのテラスにでもいるような雰囲気で寛げちゃいそうですよね。
ウッドデッキのパティオも、一部が掘り込まれて花壇に。
こちらは、観葉植物では無く、レタス、トマト、ほうれん草、ハーブなど、家庭菜園がメインだそうで。まあ、屋内に木が生えてるなら、観葉植物はもう十分足りてるでしょうしね。脇がウッドデッキになっているこの作り、奥へ楽々アクセスできてなかなか良いかも。
このお宅、サイコーすぎるくらいに素敵なんですけれど、管理の手間のことを考えると、ちょっとコワい気もします。
植物の育成環境ということだけを考えても結構色々と考慮が必要そうですし、天窓は最低限必須ですかね。あ、でも、日照をあまり必要としないような種類の木だったら、サイドに大きめの窓を作るだけでも何とかなるんでしょうか。植え込みは当然地面直でしょうから、湿気とか冷気とかが上がってきたりしないのかというあたりも気になります。
いちじくもアーモンドも落葉しますから、その時期の掃除のこととか考えるだけでも気が遠くなりそうな気もしますが…。
これだけの環境を手に入れようと考えたら、それなりの労力が必要になるのも当然といえば当然なんでしょうけれど、そこを敢えてメンテナンスの手間が極力掛からない作りにできたら最高なんでしょうけどね。
日照や水があまり必要なくて、気温、通風などへの対応幅も広く、落葉もしないし虫もつかなくて、ちょっとやそっとでは枯れない、なのに、常に青々とした生命力溢れる雰囲気で葉を生い茂られていてくれる。
そんな木があったら、是非うちのリビングの吹き抜けの下にも植えてみたいですけれど、そんな木、さすがに無いですかね…。
( via 1Kindesign )