このダイニング・キッチン、良いですね〜。
大きな窓のある、この上なく明るく開放的なこの雰囲気だけでも十分素敵ですけれど、何よりも良いなと思ったのはこのベランダ。
扉を開けて、一歩外に踏み出すと、いきなりこんなですから。
ダイニング脇にこんな良い感じのベランダがあったら、季節の良いときだったら、自宅でのんびりできる時間があるときには、もうずっとココにいちゃいそうです。
このお宅では家具は屋外家具を使っていますけれど、このくらいしっかりとした屋根があれば、ある程度気を使いつつ普通の屋内用の家具を使っても大丈夫そうですよね。
しかもこのベランダ、上記の屋外リビングエリアの逆側は、こんな感じのBBQグリルがある、屋外ダイニング的なスペースになってたりして。
上の写真だと広さがよく分からないんですけれど、間取り図で見る限り、ダイニングから出るための扉の向こう側のエリアだけで2m×2m程度の広さがあるようです。
ここにコンパクト目な4人掛けのダイニングテーブルを置いて、屋外ダイニング的なスペースにしてしまえば、屋外リビング・屋外ダイニング両方が一度に手に入っちゃいますね〜。
ベランダの全体の広さは、2m×8m、10畳弱程度といったところでしょうか。
仮にこれを日本の都市部の住宅に置き換えて考えてみると、確かに結構贅沢なスペースの使い方という感じかもしれませんけれど、これだけの気持ちのよい空間が手に入るのであれば、屋内のリビング・ダイニングのスペースを少し削ってでも作ってみる価値は十分にありそうかなと。
( via Svenska Maklarhuset )
【青いタイルが素敵】マドリッドの明るく開放的な浴室
こちらのお宅のこのバスルームの雰囲気、良くないですか?
こちら、スペイン マドリッドを拠点として活動するムンバイ出身のデザイナー、Paco Pintónさんの自宅のバスルームなんですが、光の差し込む明るく開放的な雰囲気と、くすんだようなシャビーな青いタイルの組み合わせが最高かなと。
新しさや清潔感のようなものは微塵も感じられませんけれど、かと言って、汚らしさや不潔な印象を与えられるようなイメージというわけでも無く、人の手のあまり入っていない、自然に近い環境の中に身をおいているような、そんな気持ちになれそうなバスルームですよね。
こういうの、真似しようとして簡単に真似出来るものでは当然無いとは思いますけれど、「こういうのもアリなんだ」という選択肢の1つとしてイメージを引き出しの中に入れておけると、どんな家に住みたいか、どんな家を建てたいか、というコトを考えて、色々な方向にアイディアを膨らませていく際に、幅がグッと広がってくれそうかなと。
( via The Selby )