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【組み換えも移動も自由自在】壁面いっぱいに作り込まれたシンプルな有孔ボードの可変棚



以前にも何度か紹介したことがあるんですけれど、こういう有孔ボード的な穴を板や壁面に開けて作った可変棚、いいアイディアだと思うんですよね。

合板に孔を開けて有孔ボードの壁面収納にしてある壁

必要に応じて気軽に棚を組み替えることができて便利ですし、整然と並んだ穴と、そこに差し込まれた丸棒や棚板、無塗装の合板の組み合わせのシンプルな雰囲気がまた素敵かなと。

しかもこの収納、こんな感じにダイニング・キッチンの壁全体に作ってあるんです。

壁の合板に孔を開けて有孔ボードの壁面収納にしてあるダイニング・キッチン

キッチンって家の中で最も利用頻度の高い作業場所なわけで、こういうオープンシェルフ的な収納があると結構重宝すると思うんですよね。

 

実はこちらハンガリーの首都 ブダペストにある旅行者向けシェアハウスの一室でして、ダイニング・キッチンのすぐ隣にこんな感じの小上がり的なスペースが作ってあるんですが、

壁の合板に孔を開けて有孔ボードの壁面収納にしてあるダイニング・キッチンの脇のスキップフロアの小上がり的なベッドスペース

 

そこがベッドルームにしてありまして、

壁の合板に孔を開けて有孔ボードの壁面収納にしてあるダイニング・キッチンの脇のスキップフロアの小上がり的なベッドスペース 下は収納

 

そのベッドルーム側の壁まで、こんな感じになってたりして。

壁の合板に孔を開けて有孔ボードの壁面収納にしてあるダイニング・キッチンの脇のスキップフロアの小上がり的なベッドスペース2

最初は、「部屋全体がこんな感じだと、家具を置くときとかにちょっとレイアウトの配慮が必要かも知れないかな」とも思ったんですけれど、良く考えたら、家具をどこに動かしてもどんなサイズのものに買い換えても単にそれに合わせてその都度棚の配置を変えればいいだけの話ですもんね。そう考えるとやはりこの収納、この上なく便利そうです。子供部屋とかワークスーペースとか、どこに導入してみても場所を選ばず活躍してくれるのではないかなと。

壁一面全てが組み換え自由自在な収納になってるこの仕組み、これから家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方がいらっしゃいましたら、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

( via position-collective.com )

【庭に置かれた開放感あふれるコンパクトな離れ】多目的に使える家遊びのためのユーティリティスペース



こちらのこの離れ的な建物、ちょっと素敵なんですけど。

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウスのウッドデッキのテラス

正面には、頭上にオーニングの張られたウッドデッキのテラス。屋外用のテーブルとチェアのセットを置いて、ちょっと何かを飲みながらのんびりと過ごせそうな開放的なスペースが設けてあります。

逆サイドのドアを抜けた向こう側にも、ガーデンテーブルのセットが置かれた屋外ダイニング的なスペースが作ってあったりして。

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウスの裏庭側

 

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、こちら、使用済みのコンテナを流用して作ったコンテナハウスなんです。

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウス ウッドデッキのテラスの屋外ダイニング側から

そしてこちら、離れではなく、れっきとしたメインの住宅、母屋なんだそうで。といっても、本当に人が住んでいるわけではなく、アメリカ カリフォルニア北部に本社を構える出版社”Sunset”が、その本社の駐車場に設置した試験的な住宅なんですけれどね。

この建物、このサイズの中に、4人分のベッドスペースとミニキッチン、バスルームに収納スペースまで収められちゃってるんだそうです。広さ190平方フィートとのことですから、メートル換算で≒17.65平方mということはわずか10.7畳程度。数字だけで考えると、ちょっと信じがたい話なんですが、その内部は実際のところどうなっているのかと言いますと…。

まず、左の扉から入ってすぐのスペースがキッチン。

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウスのキッチン

 

その向かいが、バスルーム。

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウスのキッチンとバスルーム

 

そして、メインのスペースが先ほど最初の写真で御覧いただいたこちら。チェアとテーブルとソファの置かれたリビング・ダイニングです。

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウスのウッドデッキのテラス

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウスの裏庭側2

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウスのリビング

確かにキッチンとバスルーム、リビング・ダイニングはありますが、どう考えてもベッドルームの収まるような余裕はどこにも残ってなさそうな…。

と思っていたら、リビングのソファ上部の壁面に取り付けられたスクリーンのようなものが、実は、こんな感じになっちゃいまして、

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウスのリビング 上部に吊り式収納のダブルベッド

ベッドになっちゃうんです。

そして、下部のソファもこんな感じにダブルベッドになっちゃうんです。

10.7畳のスペースに2つのダブルベッドとリビング、キッチン、バスルームのあるコンテナハウス 上部も下部もダブルベッドに

まあ、上部の方はどうひいき目に見てもセミダブルくらいしかありませんから、ここで寝られるのはせいぜい3人(無理すれば上で2人眠れるかもしれませんけど、寝返りうったら落ちますよね…?)ですけれど、床にあと1〜2人は眠れそうですから、確かに4人分の寝床は確保できそうですね。

 

こういうの、ちょっと良くないですか? さすがに4人家族とかでこの建物だけで暮らすというのはちょっと無理があるかもしれませんけれど、自宅の庭にこんな離れがあったらいいですよね。

家や庭をより快適に楽しむための、家遊びのためのユーティリティスペースとしてだけでも十分に役に立ってくれそうなんですけれど、あるときはワークスペース兼書斎として、またあるときは家に遊びに来てくれたゲストとともにゆっくりと過ごすための茶室や飲み部屋として、という感じで、多目的に使えそうです。ベッドもありますから、そのままゲストに泊まっていってもらうこともできますし、親類が遠くから訪ねて来たときなんかにも重宝しそうですし。

将来的にこの離れを子供部屋に転用するというのもありかも。あ、でもこんなの与えたら、悪さばっかりして仕方ない気がしますので、それはやめたほうがいいですかね。まあ、ホントにホントの話を考えちゃうと、うちには庭がありませんから、どっちみちこんなの置きようがないんですけどね…。

バルコニーに無理やり置いちゃおうかな。

( via Sunset )