このお宅のキッチンとテラスの位置関係、最高じゃ無いですか?
キッチンの真後ろと言いますか、真正面と言いますか…。テラスに面した大きなガラスのスライドドアを開け放つと、もうほとんど同一の空間と言って良いくらいの近さ。
例えば、ある晴れた休日の午前。今日はテラスに出て、ビールでも飲みながらのんびり読書でもして過ごしたら気分が良いだろうな、と思ったとするじゃないですか。
別に自宅の中での話ですから、誰に気兼ねするでも無く、テラスに出てその通りにすれば良いわけですけれど、家族のためにキッチンに立ってお昼ごはんを作ってくれてたりする奥様のことなんか考え始めちゃうと、離れてテラスで過ごしていることが、何だか悪いような、寂しいような…。
でも、この位置関係なら、全然問題ありませんから。
ビールを飲みながら、キッチンとテラスで普通に会話をして、一緒に過ごせますから。
読書をしながら、たまに上の空で返事したりもできちゃいますから。
下ごしらえが一段落した奥様も、そのままテラスに出てきて、ソファに腰掛けながら一杯ビール飲んじゃったりも出来ますから。
何だったら、続きはご主人にやってもらっちゃってもOKかもしれないですから。
お昼ごはんも、そのままテラスに持ち出して食べちゃったりして。
ダイニングも当然すぐ近くなんですが、
この位置関係だと、本当に何の気兼ねもなく、ダイニングを使うかテラスを使うかを、その日の気分で自由に選べそうですよね。
ちなみに夜はこんな感じ。
洗い物をしたり、翌日のお弁当の仕込みをしている奥様とも、一緒に過ごせますから。
当然、洗い物はご主人にやってもらって、奥様はワイングラスを傾けながらその姿を眺めているというのもアリですから。
( via decoist )
「開放感」タグアーカイブ
【適度に隠す】窓付き間仕切り壁の向こうのキッチン
このキッチンの作り、ちょっと良くないですか?
リビング・ダイニングとキッチンエリアの間が間仕切り壁で隔てられてまして、その間仕切り壁に室内窓が作ってあるんです。
キッチン内部からのビュー。
あまりオープンにし過ぎたく無い手元部分は隠しつつ、リビング側への視界を確保して、開放感のある作業エリアを実現しています。
実際にこんな感じの壁&窓を作る場合には、耐力壁の場合だと筋交いが入ってきますので、筋交いに干渉しないような配置についてちょっと検討する必要がありそうですかね。構造用面材を上手に使ったりできると良いかも。
家の構造や、その他色々な理由から、室内に壁や柱を作らなきゃならないことってあると思うんですけれど、それを単なる制約と捉えずに、こういうアイディアでプラスの方向に持っていけたりするのって良いですよね。
( via FANTASTIC FRANK )