ユニットバスも実用的で良い面が多々あるとは思いますけれど、自宅のベッドルームにこんなお風呂があったらサイコーでしょうね〜。
ロフトのベッドルームの床にいきなりどーんとバスタブを1つ。
斜め天井を切り取ったスペースに埋め込まれた作り付けの本棚が、また良い感じを醸してくれてます。
こちらのバスタブ、イタリア・ミラノのGIOPATO&COOMBESというデザインユニットが手がけた商品なんですが、このシンプルな感じが素敵ですよね〜。
休日の朝、眠い目を擦りながらおもむろに蛇口を捻って湯船に熱いお湯を溜めつつ、お湯が溜まるまでの時間に本を選んで、その後ゆっくりと湯船に浸かりながら本を読んで…。
実際にはそうそうそんな優雅な時間を過ごせるとは到底思えませんが、月に1〜2回でもそんな風にして過ごせたら良いですね〜。
こういうお風呂、ヨーロッパのお宅の写真なんかではたまに見かけるような気がしますけれど、設置・施工が大変だったりするんですかね?
配管周りは通常と変わらずに行うにしても、万が一の水漏れの際のことを考えると、そこら辺にはそれなりの対策が必要そうな気もしますが、逆に「浴室のタイルの床からそっと水漏れ」みたいなケースは無いわけだから、普通に洗面台を作るくらいの感覚で大丈夫なのかも。
あと、当然のことながら体を洗うスペースがどこにもありませんから、別途シャワーブースかバスルームがもう1つ必要になるんですけどね…。
「ベッドルームのスペースには十分余裕があるぜ」という恵まれた方は、ベッドルームの片隅にこんな感じのバスタブを置いてみてはいかがでしょうか?
( via GIOPATO&COOMBES )
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【自然の恵みを楽しむ】海沿いのテラスの屋外バスルーム
自宅にこんなお風呂があったら良いですね〜。
こちらのバスルーム、壁が全面スライディングドアになってまして、がらがら〜と開けると、そのままウッドデッキのテラスに出られちゃうんです。
そして、テラスに出ますと…。
そこにはもう1つ、テラス用のバスタブが置いてあったりして。
こちら、スウェーデン南部のバルト海に面するリゾート地、オクセレスンドの海沿いに建つお宅のお風呂なんですが、このロケーション、最高じゃ無いですか?
朝日に照らされるバルト海を眺めながら、のんびりと朝風呂とかに入ってみたいですね〜。
これ、今までにも何度か書いてきたことなんですが、北欧の人々って、「自然の恵みをどう楽しむか」ということを、暖かい地域の人々とは比べ物にならないくらいに、常に一生懸命考えている気がしますよね。
マンションやアパートには、ことごとく良い感じの屋外ダイニング的なテラスが作られてますし、リビングの天井に大きな天窓を並べて埋め込んでみたり、明らかに寒々しい感じのテラスにどうにかして出ようと努力してみたりと、ともかく、関東人の自分ごときだったらあっさりと白旗を上げてしまいそうなシチュエーションでも、あの手この手を使って屋外に出て自然を楽しみ、太陽の光を浴びてしまおうとしているような…。
バルト海、南部でも海水温は20度くらいと相当低いらしいですけれど、スウェーデンの方々は普通に海水浴するらしいですからね…。
でも、海でたっぷり遊んで体が冷えきっちゃっても、帰ってきたらこのお風呂につかって体を温めなおして、テラスのベンチでひなたぼっこしながらランチとかするわけですよ。
当然日本とじゃ気候も環境も、その他ありとあらゆるものが違うわけですけれど、こういうスタンスとかものの考え方って、日本で家を建てたりするときにも色々と見習ったり真似したりできる部分があるのかなと。
※そういえば、先日Facebookページの方に、「外装の白は日差しを跳ね返すための白、内装の白は家の内部に光を取り込むための白」というコメントを頂いたんですけれど、北欧の家の外装はことごとく黒っぽく、内装はことごとく白っぽい(というか、恐らく8〜9割方は純白)ですよね。
土地土地の知恵って素晴らしいものが沢山ありますし、そういうのって、所変わっても参考にできることが必ずあるんですよね。
( via skona hem )