こういう大きなダイニングテーブルのあるダイニングというのも素敵ですよね。
10人か、もしかするとそれ以上の人数でも座れそうなくらいの長く大きなテーブル。まるで、学校か何かの合宿所のような、多くの人が集って一緒に何かをするための施設にありそうなテーブルです。
これだけのサイズのものを入れてしまうと、さすがに他の家具を入れるスペースを圧迫してしまいそうな気がしますけれど、それでも、これはこれで素晴らしいのではないかと。
ダイニングにこのテーブルが1つあれば、家族全員が、時には皆で同じことをし、また時にはそれぞれ思い思いの別のことをしながら、常に時間と空間を共有しつつ一緒に過ごすことが出来ます。
なんだったら、一辺の片隅にソファでも合わせておけば、寛いで過ごすこともできる、リビングを兼ねたようなスペースを作ることもできると思うんですよね。
でも、もしも本当にこんな大きなダイニングテーブルのあるスペースを作りたいんだったら、間違いなく、他の何よりも先にこのテーブルを入れることを決定して、配置まできっちり決めておかなきゃダメですよね。
「一番大切なものを最初に壺に入れなさい。さもないとそれは壺に入らなくなり、君たちはそれを永遠に失うことになる」
どこかで聞いたこの話、以前にも一度ネタにさせていただいたことがあるんですけれど、人生の色々な面の本質に触れるかのような話だと思うんです。
本来は、優先順位を明確にすることの大切さを説いた話なわけですけれど、物理的なスペースの広さや、そこに入れるものの大きさというのも、当然この中の一項目として含まれるわけで。
後から欲しいと思っても、こんなテーブル、絶対どこにも収まりませんから。
( via dezeen )
「雰囲気」タグアーカイブ
リビング・ダイニングに隣接するウッドデッキの中庭
こういう中庭付きのリビング・ダイニング、良いですね〜。
中庭に面する2つの壁は全面ガラス張り。屋内と屋外の境目を感じさせない、とても明るく開放的な雰囲気です。
中庭へは、2面双方から出入りすることができるようになってます。
周囲は開放感や通風を損なわない程よい高さの壁で囲われていて、プライバシーをしっかりと確保できているところも良いですよね。
中庭が作ってあることで、リビングは横幅は5m程度のちょっとコンパクトな感じのスペースになってしまっているんですが、中庭に面した扉を開け放てば、リビングと中庭を開放的な1つの空間としてゆったりと使うこともできます。
建物をL字形とかの変則的な形にするのって、土地の利用効率やコストの面などいくつかの面でデメリットがあるのも確かだとは思うんですけれど、建ぺい率や容積率の関係で土地の使い方を多少変則的にしなければならないようなケースでは、こういった建て方も選択肢の1つとして検討してみても宜しいのでは無いかと。
1階にこういったスペースを確保できないようなケースでも、リビング・ダイニングごと2階に持って行きつつ、隣接するルーフバルコニーにこんな感じの中庭風エリアを作ってみるというのも面白いかもしれません。
( via arch daily )