こういう中庭付きのリビング・ダイニング、良いですね〜。
中庭に面する2つの壁は全面ガラス張り。屋内と屋外の境目を感じさせない、とても明るく開放的な雰囲気です。
中庭へは、2面双方から出入りすることができるようになってます。
周囲は開放感や通風を損なわない程よい高さの壁で囲われていて、プライバシーをしっかりと確保できているところも良いですよね。
中庭が作ってあることで、リビングは横幅は5m程度のちょっとコンパクトな感じのスペースになってしまっているんですが、中庭に面した扉を開け放てば、リビングと中庭を開放的な1つの空間としてゆったりと使うこともできます。
建物をL字形とかの変則的な形にするのって、土地の利用効率やコストの面などいくつかの面でデメリットがあるのも確かだとは思うんですけれど、建ぺい率や容積率の関係で土地の使い方を多少変則的にしなければならないようなケースでは、こういった建て方も選択肢の1つとして検討してみても宜しいのでは無いかと。
1階にこういったスペースを確保できないようなケースでも、リビング・ダイニングごと2階に持って行きつつ、隣接するルーフバルコニーにこんな感じの中庭風エリアを作ってみるというのも面白いかもしれません。
( via arch daily )
【明るさと落ち着き】隣接する2つのエリアのギャップ
こちらのリビングの雰囲気、ちょっと良い感じじゃないですか?
壁面一杯の巨大な作り付け本棚も素敵ですけれど、何というか、隣のダイニングエリアとのコントラストが素晴らしいかなと。
落ち着いた雰囲気のリビング側から、本棚のゲートをくぐってダイニングエリアへと踏み込むと……。
そこには、この上なく明るく開放的なダイニングエリアが広がっているわけです。
このダイニング・キッチン、開放感あり過ぎです。
こんなところで毎朝家族揃って食事ができたら、エネルギー満タン状態で家の玄関を出ることが出来そうです。
周囲から降り注ぐ光を受け止め、その光の強さに応じて更に明るく自らが光を発するかのようなダイニング・キッチンと、四方から差し込む光を、必要にして十分なだけの明るさを残して吸収し、自らの姿は変えずにいつまでも同じ空間を保ち続けるかのようなリビング。
決してちぐはぐというわけでは無く、トーンとしての統一感は保ちつつも、エリア毎の明度を変えて組み合わせてあるという感じでしょうか。
自宅に居ながらにして、こんな素敵な2つの空間のギャップを毎日楽しめちゃうなんてサイコーですよね〜。
( via dezeen )