こちらのお宅の裏庭、ちょっと素敵なんですけど。
決して広々という感じでは無いスペースですけれど、そこをそのまま単なる庭として使うのではなく、敢えてウッドデッキのバルコニーを組んで、更に庭とバルコニーを階段で接続することで、建物内部と屋外空間を相互に立体的につなげて使うことができるようにしてあるんです。
ウッドデッキのバルコニーの上にはパーゴラを組み、屋外ダイニング的なスペースに。
パーゴラには藤。自宅に居ながらにして、藤の香りの漂うウッドデッキで初夏の木漏れ陽を浴びながらお茶しちゃったりとか、サイコーに贅沢じゃ無いですか?
それにしてもこの作り、単純に庭やバルコニーだけを作る場合に比べて、階段を作る分、スペースとしてもコストとしてもそれなりの負担増になるのは確かだとは思うんですけれど、屋外にもフロア間の動線を作れるという点、それに伴って、屋外空間を、より身近な場所として日常的に使い易くなるという点など、得られるメリットもかなり大きいと思いますので、そういったモロモロを考慮して差し引いたとしても、十分にアリな選択肢だと思うんですよね。
もしもこれからお家を建てるご予定のある方で、「小さくても良いので、庭かバルコニーが欲しいな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、思い切ってこんな作りも、候補の1つに入れて検討してみては如何でしょうか?
( via GARDENISTA )
「屋外家具」タグアーカイブ
【ほぼ床でリラックス】シンプルな家具無し屋外リビング
しっかりとした屋外家具の用意されている庭やテラスというのも当然素敵ですけれど、タイル張りの床やウッドデッキの上に、こういうシンプルでちょっと厚手なカッチリとしたクッションを置いただけ、というのも、これはこれでなかなか宜しいでのは無いかと。
こちら、エーゲ海に浮かぶ、ギリシア パトモス島に建つお宅のルーフバルコニー的なスペースの写真なんですけれど、何のことは無いスペースにクッションを並べただけなのに、最高に居心地の良い屋外リビングが出来上がっちゃってますよね。
もしも自宅に庭やテラスが無くても、陸屋根のお宅だったら、どこかから屋上に出られるような作りにしておいて転落防止用の柵などの最低限の設備を用意しておけば、それだけで十分こんな感じのスペースにできちゃいそうです。クッションは別に防水にしておかなくても、屋上への出入口に置いておくようにしておいて、使うときにサッと持って出れるようにしておけば良いわけで。
見晴らしの良い場所には、やっぱりベンチくらい用意しておけると良いですかね〜。
春や秋などの気候の良い季節はそれだけでもう最高だと思いますけれど、冬だって、小春日和 天気の良い昼間に、アウターを一枚多めに羽織って出たら、結構気持ちよく日向ぼっこなんか出来てしまうのではないかと。
夏は……。オーニングとかを使って日陰を作らないと、ちょっと厳しいですかね……。
( via Clothes PeggS )