こちらのお宅のお庭、いいですね〜。
5m×5m、せいぜい7〜8坪といったところでしょうか。それほど広くないスペースですけれど、いろいろ考えて、かなりしっかり作りこまれてます。
舗装は、ウッドデッキと、2つの大きなヨークストーンの円形スペースの組み合わせ。
あいだに敷き詰めてあるのは、白い玉石。
ペールトーンなベースと、随所に散りばめられたカラフルなアイテムの組み合わせ、地中海あたりのリゾートの街並みのような雰囲気も感じられたりして素敵ですよね。
手前のエリアは、大振りなクッションのようなショッキングピンクのローソファを2つ並べた、デイベッドエリア的な寛ぎスペース。
その逆サイドには、BBQグリル付きの立派なキッチンカウンター。
こういう屋外キッチン的なスペースを見るたびに思うんですけれど、自宅の庭にこんなスペースがあったら、春夏秋冬と問わず、365日毎日庭に出て過ごすことになっちゃいそうじゃないですか?
緩いS字型にカーブしたこのウッドベンチがまたいいですよね。
このベンチが、向こうの壁際に普通のまっすぐな形で作られていたとしたら、そこに座ったときに見えるのは正面の建物だけなわけですけれど、こうやってカーブした作りになっていることで、座る場所によって向かう方向も見える景色も変わってくるわけです。これは、見た目以上に、空間の使い方の幅を拡げてくれる面白いアイテム/アイディアだと思います。
コンパクトなスペースにアイディアと遊び心がギュッと詰まったこのお庭、かなりいい感じなのではないかと。
「自宅に素敵な庭や屋外スペースが欲しいけれど、正直、スペースにそれほど余裕がなくて…」とお悩みに方がいらっしゃいましたら、こちらのお宅を参考にしながら、いろいろとイメージを膨らませてみるというのはいかがでしょうか。
( via germinate )
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【柔軟に分けたりつなげたり】リビングの一画を仕切る半透明パネルのスライドドア
オーソドックスですけれど、空間の区切り方としては、こういうのも良いですよね。
木製のフレームに、アクリル樹脂製の半透明のパネル。メラミン合板じゃちょっと味気ないですけれど、これなら光を通して圧迫感も少ないですし、閉じ切っていても、スライドドアの向こう側の気配を感じることができて、程よい感じで空間を仕切ってくれます。
シェードカーテンとかを組み合わせて、完全に光を遮る方法や防音とかまで考慮したアイディアを盛り込むことができたら、シチュエーションに応じてこのスペースを完全な個室的に使ったりもできるようになって、かなりいい感じかも。
引き戸ですから気密性を高くするのは結構難しいかも知れませんけれど、パッキンやモヘヤなんかを上手に使って、隙間風が少ないような形にできれば、夏場/冬場の冷暖房効率を向上させて省エネ的な面でも役立ってくれそうですしね。
これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、状況に応じて柔軟にスペースを区切ったりつなげたりできるようなアイディアが欲しいな、とお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じのスライドドア、導入を検討してみるというのはいかがでしょうか?
( via FAMURAT BUILDERS )