このダイニング・キッチンの収納、ちょっと良い感じじゃ無いですか?
側板も背板も無い、シンプルなフレームだけで構成された壁面収納。壁面全体を覆うように全面に収納が作り付けてあるのに、圧迫感も無ければ採光も妨げず、開放感抜群な雰囲気が素晴らしいかなと。
こちら、イタリアンのキッチン家具メーカー “demode”のMeccanicaというシェルフシステムでして、極限までシンプルなデザインのメリットは、雰囲気に与えるものだけじゃないんです。
各フレームパーツは全てはめ込み式のジョイントパーツのみで接合されてまして、接着剤は一切不要。自宅のレイアウトに合わせて、ユーザーが自由にパーツを組み合わせてシェルフシステムを構築出来る上に、必要に応じて、分解・組み換えも自由自在にできるので、模様替えやレイアウト変更にも柔軟に対応できちゃうんです。
グラスや食器、大物小物の各種調理器具など、キッチンにあるもののサイズや大きさって、本当に千差万別なわけですが、必要に応じて自由に収納エリアをカスタマイズできると、そういったもの収めるスペースも、過不足無く確保できて良いですよね。
このシンプルでちょっとレトロフューチャーな感じ、結構好みです(ちなみに、社名の”demode”って、「時代遅れの」とか「旧式の」というような意味ですよね。この社名がどういう意図で付けられた社名なのかは知りませんが)。
これだけ全部見えっぱなしだと、常に整理整頓しておくのがちょっと大変そうな気はしますけどね…。
でも、一切隠すスペースの無いこんな作りの収納だからこそ、迫り来るモノたちに屈すること無く、整理整頓戦争に勝利することもできるのでは無いかと。
( via demode )
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【気の利いた追加エリア】キッチン脇の小さなパントリー
キッチンの近くにちょっとした空きスペースがあったら、こんな感じのパントリーを作り付けてみてはいかがでしょう?
僅か一畳くらいの、とってもコンパクトなスペースですけれど、メインのキッチンエリアの収納に加えてこれだけの収納スペースが追加できれば、乾物や大物調理器具、キッチンペーパーなんかのストックまで、色々なものの収納に幅広く役立ってくれそうです。
作業スペース的なカウンターがあるのも良いですね〜。
流しはありませんので、あまり手の込んだことは出来ませんし、ちょっとものを置いたらすぐに一杯になってしまいそうなコンパクトなスペースですけれど、このスペースがあるだけで、パントリーの使い勝手が各段に良くなってくれると思うんですよね。
こういうスペースがあれば、何かを取り出したり小分けしたり、というようなときにも、いちいちキッチンまでものを運ばなくてできますし、カウンター上部の棚の下に明るい照明が埋め込んであるお陰で作業もしやすそうなので、ちょっとした作業ならばここで全部済ましてしまうこともできそうです。
「パントリーを作る」というと、結構な広さが必要になりそうなイメージがあったりしますけれど、作り方次第で、こんなコンパクトなスペースでも、気の利いた便利な収納兼作業スペースに仕上げることができるんですね〜。
( via EL MUEBLE )